2007年03月11日

熱海温泉・上宿新宿共同浴場

48e4fd37.jpg伊東温泉からの続き・熱海温泉にやってまいりました。

伊東駅前で風呂につかり、その後JR伊東線に乗って熱海までやってきました。
ちょうど伊豆急行のパノラマ列車・リゾート21がやってきました。
「リゾート21」は前後先頭車両にパノラマ席があり、海側の座席も海に向いています。
この海側に向いた展望席で短い間ですが、景色を楽しみました。

熱海駅に到着、駅を出て右側のアーケードを抜けて出た道をそのまま道なりに進みます。
しばらく行って右に曲がり、間欠泉のあるホテルニューアカオとニューフジヤの間を通る道を行き、糸川沿いを右に入って温泉寺の隣の誓欣院の入口に「上宿新宿共同浴場」があります。
目印は赤い欄干のコンクリート橋です。

上宿3誓欣院の山門入口の脇に立つ同湯は入口に外来者の利用も意識した「立ち寄り湯」の表示が出ています。
入口を入ると狭い通路になっていて左に下足棚とスペースがあり、その前の手前が男湯、奥が女湯になっています。
男浴室側に番台があり、女湯側には小窓がありカーテンが掛かっています。
入口の右側にはトイレと管理人室があり、たいていはそちらの側から管理人さんが入浴料金を集金します。
外来者は400円。
脱衣場にタオル、シャンプー、石鹸があり、それを利用してよいとのこと。
このへんも外来者を意識していて親切に案内してくれます。

脱衣場は木造のレトロな感じで右側に脱衣棚があり、その棚の左端に外来者用タオル等が備え付けられています。

上宿2浴室には普通の窓付きの金属製ドアを開けて入ります。
浴室は一段下がった感じで奥壁に同じ大きさの浴槽が2槽あり、左がぬるめの湯、右が熱めの湯となっていました。
壁側にはカランがあります。
浴室窓の上には湯気抜きの隙間が横長に開いていて湯に入るまではちょっと寒いです。
これは古い旅館などにもみられる換気扇が無い時代には建物を湿気から守るために造られた構造です。

まずは熱い湯の浴槽に入ってみます。
入れ替わりに出た相客が熱めにしていってくれたので熱湯好きの私にはちょうど良かったです。
次にぬるめの浴槽に入ってみました。
こちらも熱めの湯から入ると一瞬ぬるいと感じますが、ずっとはいっていても寒くはなりません。

お湯は塩味が濃い湯で、源泉に触って見てびっくり!すごく熱かったです。
なんでも92℃位あるらしいです。そりゃ熱いですよね(^_^;)

上がり寒い季節なのに結構温まった身体の汗が引くのに時間が掛かりました。
ん〜いい湯です。

共同浴場はあまり外来者を好まない所も多いけど、同湯のように外来者を積極的に受け入れているところもあります。
まぁ自分の家の風呂に人を入れるような感覚があるのかもしれないし、わかるような気もします。
利用する外来者もそのあたりをわきまえて「入れてもらう」と云う様な気持ちも必要だと思います。
また、同湯のように外来者を受け入れることで、外来者入浴料が管理費の助けになれば、とも思いました。

(上宿新宿共同浴場・livedoor 地図情報)


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