2008年05月30日

東京都狛江市 和泉湯

和泉湯今日は用事で新宿へ。
昼過ぎにあっさり用事も終わり、帰る途中にどこかへ寄って行こうと小田急線で和泉多摩川へ。
電車を降りると高架駅なので下りホームから和泉湯が見えます。
時間も早いので、まずは多摩川の土手に出て見ます。
実は昨晩ネットでこの近くの河原で古代の海底面が露出して化石があるのが見られるというのを見て、ちょっと見てみたいとさっそくやって来たというわけです。

しかし天気は悪く昨晩は雨、川も多少増水しているようで木片の化石化した物と貝らしき物をひとつずつだけ発見しました。

河原を散策していると雨が落ちて来たので早々に切り上げて和泉湯へ。

同湯は小田急線和泉多摩川駅から1〜2分の路地裏にある駅前銭湯です。
建物は昭和30-40年代の銭湯最盛期に建てられた木造モルタル造り、浴室棟は二段式の東京銭湯の造りです。
建物前側にはフロント化した時に増築したと思われる張り出しがあり中央に屋号入りの行灯看板が掛けられています。
入口は向かって左手の端にあります。
下足スペースから上がると左手に手前から男湯入口、フロント、女湯入口と並んでいて、その奥側には休憩スペースがあります。

フロントで料金を支払い銭湯巡礼帳にスタンプをもらい中に入ります。
脱衣場は昔ながらの銭湯の造りです。
浴室との境にある大黒柱には大きな古い柱時計が掛かっていますが残念ながら動いていないようです。
ロッカーは島ロッカー1基と外壁側の造り付け。
プラスチックのベンチが置かれています。

和泉絵さて浴室。
高い天井は二段式、奥壁には富士山のペンキ絵「西伊豆」があります。
書かれている日付を見ると20.3.3となっていますので今年描かれたばかりのまだ新しいものです。
その側面には看板スペースがあり、医院の看板が一枚だけ現役で掛かっています。
そういえば昔はどこの銭湯も広告がたくさん掛かっていました。
今でも看板が有るのを見るとなんだかうれしくなります。

奥壁の下は深浅2槽の浴槽、曜日によってはじっこうなどの浴用剤が入るようです。
浴槽、床や壁などのタイルの部分はリニューアルされたようで新しいものになっています。
カランは外壁側から4.6.6.6の配列で島カランの脱衣場寄り左右1基づつを除いて全てにシャワーが付いています。
その他、外壁側に立ちシャワーブースが2基あります。

なかなか清潔感の良い銭湯で、夕方早めの時間帯にてのんびり風呂を楽しみました。


(和泉湯・livedoor 地図情報)



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔