2010年02月07日

よねの湯 神奈川県平塚市

よねの湯2

今日は少しだけ暖かかったので、オートバイで平塚まで。
平塚市立野町の銭湯「よねの湯」に入って来ました。

よねの湯は木造モルタルの入口をもつ昔ながらの銭湯です。
平塚の市街地を弧を描いて走る国道1号線、横浜方面から来ると平塚八幡宮の先の交差点を斜め右に入りしばらく行って信号のある小さめの交差点を左に入ってすぐの左手にあります。

夕方の時刻、富士山のシルエットを見ながら到着。
入口横には屋号の入った黄色い行灯看板に灯が点っています。
その後には暗くなりはじめた空に金属製の煙突から煙が上っています。

よねの湯夕焼け

入口には藍染白抜きで「ゆ」のひと文字と屋号の染め抜かれたオリジナルの暖簾がかかります。
暖簾の中はハの字型にひらいた男湯女湯の入口の引き戸になっています。
扉を開けて中に入ると細長いスノコの置かれた小さな靴ぬぎになっていて、下駄箱は9個のみ、その他は四段の棚になっています。

小さな靴脱ぎに立って見ると浴室奥まで見透せてしまう小型サイズの銭湯です。
左手には番台を台にして男女境に女将さんが立っています。
脱衣場は外壁側にロッカーが造り付け、脱衣カゴも現役です。
木の床の中央には丸いテーブルとイス2客。
他にはドリンクの冷蔵ケースがあります。

さて浴室。
開けると自動的に閉まる半自動のガラス戸を開けて浴室へ。
浴室もカラン数11の小型銭湯ですが高い天井はちゃんと二段式の関東型。
壁はクリーム色、磔はオレンジ色に塗られた明るい浴室です。
中段から下は新しめにされたタイルでキレイにされています。
浴槽は奥壁、右手外壁側1/4は仕切られた薬湯浴槽、左手はバイブラと浴槽内で仕切られた電気風呂になっています。

カランは両壁側と島カラン1基、外壁側から4.2.2.3の配列で男女境壁側のみにシャワー付きです。
立ちシャワーブースもこちら側にありました。

利用したのは夕方5時頃、前述の通り見透せる小型銭湯なのですが中はお客さんがいっぱい。
久々にカラン待ちを見ました。
浴槽の湯は少し熱いめ、帰りはオートバイなので充分に温まります。

日曜夕方の賑わう銭湯、活気があって良いものですね。

上がって表に出るとすっかり暗くなっていました。


よねの湯3



※2枚目の写真はちょっと遊びでiPhoneのアプリの夕焼け写真にするやつで加工してみました。
ちょっと画質が粗くなるけど〜三丁目の夕日的な雰囲気の懐かしいような写真になりました。


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