2010年11月18日

衣温泉 上諏訪温泉共同湯・長野県諏訪市小和田南


衣温泉

長野県の諏訪湖畔・上諏訪温泉には公衆浴場や非公開共同湯(住民専用)、民営の共同湯などが実に80軒くらいあるそうです。
これは九州の別府温泉に次いで2番目に多いということですが、たしかに街中を散歩するとあちらこちらに大小さまざまな温泉共同浴場が目につきます。
これらのほとんどは地元の区民や組合員専用の地元専用(いわゆるジモ専)なのですが、中には民営だったり市の運営で利用できる施設もあります。

今回行ったのはその中の一湯、衣温泉です。

同湯は諏訪市役所から北東の昔ながらの住宅が建ち並ぶ地域にあり、市内を流れる諏訪湖にそそぐ川に掛かる橋のほとりにある小さな共同浴場です。

浴場というより湯小屋といった風情があり、白い温泉のタンクの脇に「衣温泉」と書かれた木の看板が掛かっています。

入口を入ると右手手前に男湯、奥に女湯の入口が並び、左手奥の民家窓横にある呼び鈴を鳴らして料金を支払います。

引き戸を開けて男湯側へ。
小型の共同湯にて狭めで壁側に木製の棚が造り付けられただけのシンプルな脱衣場です。

浴室は仕切りのサッシ戸を開けて一段下りて入ります。

衣浴槽


浴槽は男女境壁側に角を丸くした長方形のタイル張りで真ん中で2分割されています。
男女境壁は模様入りすりガラス製(このへんの共同湯にはよくある感じ。おそらく普通の壁にすると暗くなってしまうため?)。
天井はいわゆる唐傘天井様式の構造で中央に長方形の湯気抜きがあります。

浴槽は緑色のタイル張りでふたつに仕切られた両側に源泉を投入する蛇口が取り付けられています。
通常は溜め湯の状態ですが蛇口をひねると湯が供給されてオーバーフローの状態になります。

カランは脱衣場との段差という変わった位置に取り付けられていて狭い浴場での工夫がみられます。

衣浴室カラン


入浴時はたまたま相客は無く、床の乾燥状態からしばらく利用者が無かったようなので、浴槽の湯はぬるめになっていました。

身体を流して中に入ると少しぬるつきのある微硫黄臭のある湯です。
湯温を少し上げようと蛇口をひねって湯を供給すると温泉の香りが浴室に漂います。

いいお湯です。

静かな浴室にさらさらと湯の溢れる音だけが響きます。

しばらく温泉の浴感をたのしんでから上がります。

結構ぬるいと思っていた湯でしたが〜さすがは温泉、出る頃には身体がよく温まって、着ていたパーカーを脱いでTシャツと薄手のナイロンジャケットのみになりました。

同湯の横に流れる川沿いを散策しながら山側に向かって歩きます。

この辺りは古い家が多くて昔ながらの風景がそのままに残っています。

衣温泉川沿い


▼すぐ近くにあったジモ専の共同湯。
小和田南浴場



衣温泉

長野県諏訪市小和田南3-18
利用料200円 時間:7:00〜20:30 定休日:毎週木曜日



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