2011年08月24日

信州松本の温泉銭湯「塩井の湯」 長野県松本市大手


塩井の湯

月曜火曜と遅い夏休みを(勝手に)もらって信濃大町や安曇野、松本辺りを訪れて来ました。

仕上げは松本のレトロ銭湯「塩井の湯」に入って来ました。
塩井の湯は松本城近くの路地裏に建つ昔ながらの銭湯、そして塩泉質の鉱泉を供する温泉銭湯なのです。

古い建物の多い狭い路地に建つ銭湯、煉瓦積みの塀があり、行灯看板に灯が入っています。
白いモルタル看板建築の建物のファッサードには幾何学模様の装飾と「湯乃井塩」と屋号が入っています。

塩井の湯屋号


入口は段を数段上がったところにガラスの引き戸があり、上部には金文字で「塩類鉱泉・塩井の湯」と書かれています。
ここを上がって中に入ると狭いながらも下足スペースがあり、左右(男湯は左手)に古い鶴亀錠の着いた下足箱があります。
古い時代の造作物だからか奥行きが若干少なく、私の26cmの靴もやっと入る感じです。

塩井の湯エントランス

内側の戸を開けて脱衣場へ。
右手の番台の女将さんに料金を支払い中に入ります。
全体的に地方銭湯サイズの規模にてちょっと狭いめです。
中央に丸テーブル、籐イスが幾つか置かれ、そのまわりに相客の利用する脱衣カゴが並んでいます。
外壁側に作り付けのロッカーは木製の古色蒼然とした造り。
扉には漢字で一から四十までの数字とロッカーひとつ分を4つに仕切った「い、ろ、は、に」と書かれた鍵付きの小さな貴重品入れが付いています。
文字は廿十、丗十といった古い漢数字の記載になっています。
上段には網戸付きの常連風呂道具入れ用のロッカーが並んでいます。
扉が無く網戸なのは風呂道具の乾燥のための造作のようです。
男女境壁には鉱石の標本?と塩泉の効能書きが掲示されています。
その他、古い体重計やマッサージ機などレトロなアイテムが揃っています。

さて浴室。
天井は2段式の湯気抜き構造の関東型ですが、一番高い部分は逆V字型の特徴的なものになっています。
奥壁側に浴槽があり、外壁側寄りの釜場入口戸側が半円になった形状の浴槽。
左手2/3が深めの浴槽、右手が浅い浴槽で間に鉱泉供給用の蛇口が付いています。
カランは両壁側と中央に島カラン1基。
両壁側のみにシャワーがついています。

夕方の浴室は近所からの相客が入れ替わり立ち替わり入ってきて賑わっています。
ゆっくりと浴槽の熱い鉱泉につかって寛ぎます。

上がって外に出てみると、夕方の色がだんだん濃くなる松本の街をまた歩きます。

旅先での銭湯につかる。そしてその空間で非日常感をゆっくりあじわい楽しむのは良いものです。

塩井の湯

長野県松本市大手3-6-3

定休日 月曜日


r32_takacyan at 21:39│Comments(0)TrackBack(0)レトロ銭湯 | 温泉紀行

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