2013年12月08日

伊東温泉・幻の共同浴場『源氏湯』

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東京銭湯ナイト Vol.9のお題は幻の銭湯。
その中で町田先生が紹介しておられた静岡県伊東市の『源氏湯』。
ここを知って以来ずっと気になっていたのです。

なので前回の甲府から無理やりというような予定を立てて翌日に伊東に廻り、今回最大の目的の『源氏湯』に訪問、入浴して来ました。

伊東温泉は市内に10ヶ所の共同浴場があり、駅前の観光案内所で配られている案内図にも記載され公開されています。
その他にも温泉共同浴場があり、地元専用の浴場であったりします。

今回訪問した源氏湯も街中の地元組合員で所有運営している小さな共同浴場なのです。
こちらは観光的に積極的には公開はされていませんが営業している時に訪問すれば一般の外来者も受け入れてくれる貴重な共同浴場です。

通りから路地を入ると中ほどに住宅に混じって溶け込むように小さな共同浴場があります。
暖簾が掛かっていなければほとんどわからない佇まいは正に幻の浴場。

入口には屋号入り暖簾が二枚、ガラス戸に男、女と小さく書かれています。
左手の男湯側を開けて中に入ると外向きに番台があり湯守りの方がいらっしゃいます。
湯銭は200円、支払って脱衣場へ。

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狭い脱衣場にはブルーに塗られたロッカー、折りたたみイスが一基。

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壁には温泉成分分析表示や入浴者注意書き、男女境の上には小さな神棚が祀られています。

ドアを開けると奥に縦長の浴室。

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男女境壁側に小さな浴槽があります。
外壁側に鏡が貼られているだけでカランなどは無いシンプルな浴室。
身体を洗う場合は直にタイル床に座り浴槽から汲み湯して洗います。
最奥の男女境寄りには小さな源泉槽があり、上がりの掛け湯はこれを使います。

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浴槽はパイプを通して若干ぬるめですが良い湯が供給されており、とてもよく温まります。

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▲相客が無かったので浴槽につかりながら撮影。

ゆっくり湯につかると良く温まる良い湯です。

上がって帰り際に番台のおじさんと少しお話。
小さい浴場だが、昔は良い湯だと評判が広がり遠くからも入浴者が訪れてかなり混んだ時期もあり、狭い浴場に20人の客が一緒になった事もあったとか。

今は少ない地元の毎日来る客のためにやっているという事でした。
男湯は私で終わりだったので、女湯の客が「女湯終わりました」と声をかけると番台で湯の供給を止めて暖簾をしまい営業が終わります。

「良い湯でした、また来ます」と言うと、いつまでやるかわからないから早く来てねと言われてしまった。

源泉湯は月曜と金曜日休み、営業時間は一応18:30〜20:00ですが、近所の定期利用者に合わせていますので、上がってしまえば終わりです。
実際の営業時間はほぼ40分間程度のようでした。
なので今回入れたのは非常にラッキーでした。

上がりは近くの昔ながらの中華屋さんでタンメン餃子にビール。
こちらもいい店でした。


追記:翌日の帰り際にもまた入ってしまいました。
やはり良い湯です。

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