2017年11月27日

熊本県熊本市 世安湯(復興銭湯)

世安湯3


先週、熊本県熊本市の銭湯「世安湯」に入ってきた。

世安湯は創業88年。

熊本の震災で煙突が倒壊したりなどの被害を受けたが、いよいよ立ち直り今年の11月に再開を果たした正に復興銭湯である。

路地を入ると倒壊したという煙突が新しい金属製のものになっており、目印となっていた。
真新しい入口を入ると富士山の図柄の暖簾がかかっており、その向こうに下足箱。
上がると小休憩スペースになっており、奥にフロント、左が男湯、右が女湯の入口となっている。

料金を支払い中へ。
脱衣場はカゴとロッカー式になっている。
広くはないが明るく機能的な脱衣場でとても使い良い。

引き戸を開けて浴室に入ると正面奥壁には中島絵師の富士山のペンキ絵が見事に空間を広げている。
その下に奥壁側から半島型のセンター浴槽になっており、奥から電気湯、ジェット浴槽、白い微泡のnano湯浴槽になっている。
左手外壁側には水風呂の浴槽もある。
カランは両壁側に並んでいる。
カラン、浴槽とも湯量、湯温とも申し分ない。
明るい浴室は小ぶりながらも機能的でとても使い易く心地よい良銭湯であった。

世安湯2


上がりに銭湯を守るご夫婦にご挨拶が出来、いろいろなお話を聞く事が出来た。
浴室の構造は昔ながらの熊本銭湯のスタイルを踏襲して復活させたということ。
今では構造の浴室は世安湯のみに残るものとなっている。

震災当時の苦労から復活までの道筋までいろいろなお話をしていただいた。
前回熊本訪問時に入浴した菊の湯は訪問した年に廃業してしまったが、本当はそちらの廃業までに復活したいという目標があったが、今も続く建築ラッシュでなかなか職人が来てくれずかなわなかった事。
その菊の湯の女将が世安湯の若女将に釜の炊き方などいろいろと教えてもらったことなど。
本当に復活までの道筋は大変であったと思う。
それを乗り越えられていよいよオープンしたと聞き、今回はぜひ訪れねばと考えていた。

今回、私も関わったチーム藤沢で行ってきた支援のまとめとして現地を訪れ現在の状況確認とご挨拶で各地をまわるために熊本を訪問。
レンタカー移動で最後に銭湯の近くにて車を降ろしてもらい訪問した。
かなりタイトな行程であったが復興銭湯を訪問することが出来て本当に良かったと思う。

世安湯1


r32_takacyan at 18:18│Comments(0)銭湯・お風呂 | レトロ銭湯

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