2018年09月12日

常楽湯 鎌倉市台

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本日は所用で大船まで出かけてちょうど良い時間になったので常楽湯に入った。

常楽湯は大船から横須賀線沿いに北鎌倉を経て鎌倉の八幡さまの前に出る県道から矮狭な路地を入ると横須賀線の線路を背にして建っている。

もともと入口にはなんの表示も無いので分かりづらいのだが、入口横の建物が新築工事中にてさらに分かりづらくなっている。
かなり久しぶりの訪問であるが、なんとか迷わず一度でたどり着けた。

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脇には湯を沸かす燃料用の廃材が積まれている。
暖簾をくぐって中に入ると古い屋号の扁額が掛けられている。

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男湯は右手。
下足箱は年季の入った富士鍵。

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小さなレトロ銭湯であるが、入口の扉はなんと自動ドア。
一瞬認識出来ずに引き開けそうになる。

脱衣場に入る。
常楽湯は番台式。
低い番台には女将が座り、女湯との境にカーテンがかけられている。

ロッカーもあるが積み上げられた脱衣籠が主力。
男女境は鏡。
牛乳などの冷蔵ケースや体重計などが置かれている。
浴室との壁側に小さな流しがあるが、小口タイルの貼られたレトロな物。

壁に逗子市の高齢者用公衆浴場優待を鎌倉市内の銭湯が期間限定で受けているとの告知が貼られている。
逗子市の銭湯「あずま湯」が9月1日から12月31日まで改装にて休業する故らしい。

浴室は奥壁に富士山のペンキ絵。
駿河湾、22.5.23と記入あり。
以前は新世美術の神奈川の絵師による絵であったが平成22年に描き変えられている。
傍らには質屋と宝飾店の昔ながらの看板が二枚現役で残っている。
その他に和栗工業の超音波入浴の説明がある。
浴槽は奥壁下に深浅二槽。
左手が深く、右手は浅め。
湯は42度位という感じか。

カラン列は左右壁と真ん中に島カラン列。

全体に清潔で白いタイルが明るく、
とても良い浴室であった。

帰りに出ようとして振り返ると傘立ての奥にいる福助と目が合った。

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r32_takacyan at 20:32│Comments(0)銭湯・お風呂 | レトロ銭湯

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