銭湯・お風呂
2016年12月31日
2016年12月30日
埼玉県坂戸 越乃湯
本日はちょっとだけ時間的に余裕ができたので坂戸市の銭湯「越乃湯」に入りに行く。
駅前のミスタードーナツにてソフトバンクケータイの特典を使いドーナツ2個をもらい番台の主人への手土産とする。
都市部の店舗では金曜日はソフトバンクの特典で混んでいるそうだが、坂戸駅前では全く空いていた。
開店時間ちょっと前に到着すると既に入浴客数人。
開店時間には皆上がっていた。
今日の湯は熱め。
ゆっくりと湯につかった。
越乃湯は今年は今日まで。
新年は一月二日に朝湯で9時から12時まで。
その後は7日までお休みするそう。
番台の主人の話だとまきを持ってくる人が怪我で休んでいるため燃料がなく、7日までお休みするとのこと。
新年朝湯は灯油のみにて釜を炊くと言っていた。
2016年12月25日
東京都墨田区 隅田湯
本日は墨田区の銭湯「隅田湯」に入る。
今日は所用で都内まで出たのでちょっと廻り道して今年いっぱいで廃業してしまうという同湯に入ることにした。
隅田湯は東武線の鐘ケ淵駅から古い住宅地の路地を抜けて徒歩で5、6分。
入口は円形の屋根に二連のアーチ型の庇の下に男女別入口があるちょっと特徴的な佇まい。
開店前から数人のおばあさん達が待っている。
時間になり開いたので右手男湯入口より中へ。
番台に入浴料を払って脱衣場へ。
中は脱衣場、浴室とも昔ながらのレトロ銭湯。
浴室は奥壁側には緑の山々と手前に入江という風景のモザイクタイル絵がある。
男女境壁には田園風景の中に合掌造りの建物が描かれた長閑な風景となっている。
浴槽は奥壁側で右寄りの中に電気風呂と座ジェットがそれぞれ仕込まれている。
開店と同時に男湯にも8人ぐらいの相客が入り結構賑わっていた。
隅田湯へのアクセス途中、まだ開いていないけれど隣湯のみまつ湯に立ち寄ってみる。
2016年12月20日
埼玉県所沢市 弘法の湯
本日は埼玉県所沢市の銭湯「弘法の湯」に入る。
所沢は西武各線が入り乱れる中継地点。
新宿線から池袋線に乗り換えて一駅は弧を描いて敷設された線で半円分を進むと西所沢駅。
弘法の湯は西武池袋線西所沢駅から徒歩6、7分ぐらい。
所沢駅からだと20分程度で到着できる。
西所沢駅から北側、小金井街道の金山交差点から一本裏手の路地と川の間に隠れたような位置に建つ銭湯。
到着したのは開店数分前。
狭い路地には開店を待つ客が20人ぐらいでなかなか賑わっている。
入口は化粧煉瓦の壁に出窓付きの洒落た感じだが、背後は昭和中期的な建物のようである。
入口を入りフロント化された受付で入浴料を払って中へ。
地方銭湯サイズの浴場にて脱衣場もそんなに広くはない。
ロッカーは壁側の造り付け。
木製の床はツヤツヤで心地よい。
浴室は奥壁側に中島絵師のペンキ絵、富士山が男子浴室に跨る形で描かれている。
「平成26年6月11日 ナカジマ」の記載あり。
浴槽は奥壁側下に並び、小さい深浴槽の方が薬湯浴槽になっている。
明日冬至は同湯が休みにて本日は柚子湯になっていた。
浴室は中普請で新しくされていて清潔で明るい。
浴槽につかりながら天井を見ると長方形の湯気抜きのある二段式。
湯気抜きの木製格子の向こうに古い湯気抜き窓のある高まりが望め、レトロな銭湯の光景が残されている。
上がって表に出て裏手にまわって見ると川に設置された水門と並んで見える銀色に塗られた煙突から青空を背景に白い煙が上がっていた。
帰り道は所沢駅まで歩く。
同湯には6年ぶりの訪問だが以前に比べると、あたりは高層マンションがかなりの数建ち並んでいて、その間に古い建物が残っている感じ。
途中、もう残っていないだろうと思いながら3年前に廃業した沢の湯はどうなっているのか見に立ち寄ってみると建物はしっかり残っている。
傍らのコインランドリーは今だ営業中で銭湯も今にも開店しそうな感じであった。
実家川越から西武線アクセスでは狭山市の入間川浴場が無くなった今は一番最寄りの銭湯となってしまった。
2016年12月14日
埼玉県さいたま市中央区 鈴乃湯
本日は埼玉県さいたま市の銭湯「鈴乃湯」に入る。
鈴乃湯は埼京線与野本町駅から徒歩にて6分程度。
広めの道路沿いに建つ建物は昭和中期的な感じ。
もともと番台形式であったのを建物右側に入口を移しフロント化した感じなのでフロントの前は女湯、男湯へは左手廊下で奥へ行く変則的な造りになっている。
脱衣場は簡易的な格天井。
ロッカーは壁側に造り付けが並ぶ。
浴室は奥壁にペンキ絵、中島絵師のもので田園風景の奥に雪の峰々が並ぶ風景。
平成27年に描かれたもの。
その下には深浅のニ浴槽。
深い方は座ジェット二基、浅い方は半分がバイブラになっている。
カランは両壁側と島カラン一基。
浴室は中普請時に全体的に新しい大判タイルに更新されているが男女境壁に珍しいものが残されている。
浴室間の石鹸渡し穴。
かつて石鹸が貴重だった頃、家族で銭湯に行くとひとつの石鹸を男湯から女湯へ、また女湯から男湯へと渡すために作られた斜めに石鹸をシュートする穴。
以前、愛知県の仁川湯で見た事があるがここのはふたつの穴がならぶ複線構造で開いている。
帰りにフロントの主人に聞くと創業は東京オリンピックの年、1964年との事だった。
夕方6時頃の利用だったがなかなか相客も多く賑わっていた。
道路沿いには6台ほどの駐車場も完備しているが、入る時も出る時も見ると3台ほどの待ちが出来ていた。
2016年12月03日
奈良県吉野郡大淀町 旭湯
本日は奈良県吉野郡大淀町の銭湯「旭湯」に入る。
奈良市からは近鉄線を乗り継いで結構掛かった。
駅を降りて前の道を下ると商店街の中ほどに途中、郵便局の所から青空にたなびく煙を出す煙突が見える。
その先の角に街のおふろやさん 旭♨︎湯という行灯看板が掛かっている所を左手に入るとすぐに旭湯。
入口は亀の飾り瓦のついた古い屋根の下に暖簾が掛かる。
中に入ると正面に花柄のタイル絵。
左右下足箱で左手が男湯。
中に入ると左側壁に古い字体の漢数字の入った蓋付き木製ロッカーが並ぶ。
右側男女境壁の鏡の下にも木製ロッカー。
浴室側外壁角に神棚が掛かる。
浴室は奥壁に大きな庭園の図柄のモザイクタイル絵がある。
浴槽は真ん中と奥右側、下段が石、上段がタイルの段付きの深い浴槽。
奥側が浅い浴槽になっていた。
開店直後から次々に客がやってきて、あまり広くない浴室は結構混み合っていた。
2016年12月02日
奈良県五條市 栄湯
本日は五條市の銭湯「栄湯」に入る。
栄湯はJR五條駅から古い街並み新町までの途中にある。
手前に建物がある関係で入口を入って左にまがる特徴的な構造になっている。
番台式だが店主は男湯側で店番。
奈良入浴料金420円を払うと20円返してくれた。
脱衣場には立派な神棚。
ロッカーは漢数字の浮き文字の入る蓋がついた木製の物。
浴室はコンクリート製円形天井で中央に湯気抜き。
浴槽は男女境壁側に手前が浅く中央が深い、奥壁側に座ジェットのついた仕掛け湯がならぶ。
注意書きに「赤いカランは熱湯です」と書かれていたが、本当にかなり熱い湯でちょっとビックリ。
開店と同時に入って写真を撮らせていただいた。
同時に入ったおじさんに何処から来たのか尋ねられて神奈川県と答えるとかなり驚かれてしまった。
2016年09月17日
東京銭湯ナイトVol.12 「温泉の銭湯」〜遠くの温泉より近くの温泉
銭湯ナイトVol.12「温泉の銭湯」 2016/10/8(土) 〜遠くの温泉より近くの温泉〜
銭湯フリークは集合!
銭湯のあれこれを語りあうイベント
銭湯のお宝映像も多数
【出演】(敬称略)
町田忍、下北沢つかさ
ナカムラ( 風呂屋の煙突 )
オプティオ和田( 東京レトロを行く )
もりたゆたか( 銭湯wiki )
久住昌之(「孤独のグルメ」原作者、「昼のセント酒」著者)
ペーソス (哀愁おやじの平成歌謡ユニット)
その他多数
【内容】
(第一部)
「温泉」それは日本人にとって、有無を言わせぬ魔力を持った聖地。
そして、毎日気軽に詣でることのできる「銭湯」。
この二つが一緒になったら、どんなによいことでしょう。
実はそれは、東京にも、日本のいたるところにもあるのです。
今回は、そんな温泉の銭湯を紹介します。
(第二部)
各地で活躍中の、平成歌謡おやじユニットの「ペーソス」の歌とトーク。
町田忍の「銭湯番台紹介」コーナー。
そして快進撃中の「孤独のグルメ」原作者、「昼のセント酒」著者の久住昌之さんと、銭湯&呑みカルチャーのフリートーク。
恒例の銭湯ペンキ絵師によるミニ銭湯ペンキ絵のオークションもあります。
【日時】
2016年10月8日(土曜)
19:00 - 22:00(開場:18:00)
【場所】
ロフトプラスワン (新宿、歌舞伎町)
【入場料】
1010円 (飲食別)
※ 前売りあり(ロフトプラスワンにお問合せ)
※ 飲食メニューは居酒屋程度の価格
※ 大変混雑しますのでロフトプラスワンWEBより事前予約をお勧めします。
http://www.kt.rim.or.jp/~tsukasa/sento/tokyo1010/
2016年09月11日
横浜のレトロな銭湯を併設する旅館に泊まってみた。
本日は横浜市金沢区の銭湯「みなと湯」に入る、いや、泊まりに来た。
みなと湯は黒瓦屋根の伝統的関東型銭湯であるが、横に併設してやはりレトロなみなと旅館を営んでいる。
以前からこの泊まれる銭湯が気になっていたので一泊してみる事にした。
もちろん旅館宿泊者は銭湯を無料で利用する事ができる。
さて、みなと湯。
国道16号から少しアプローチを入った立地に銭湯と旅館が並んで建っている。
裏手はすぐに京浜急行の線路。
前には鯉を模ったオブジェ(噴水?)のある池にホントの鯉が泳いでいる。
入口のオリジナル屋号入り暖簾をくぐり富士鍵の下足箱に靴を入れ中に入ると番台を逆さにした位置にフロントがある。
ここでロッカー鍵を受け取り利用する方式。
脱衣場は高い折り上げ付き格天井。
浴室は高い二段式の天井。
奥壁には鷹のモザイクタイル絵がある。
カランは両壁側と島カラン一基。
昔ながらの銭湯の構造をそのままに大きめのタイルと白く塗られた明るい浴室になっている。
みなと湯、旅館からは脇の引き戸からも男湯脱衣場に直に入れる。
閉店は22時なのだが、22時直前までどんどん人が入ってくる。
事前に夕刻に番台さんに終了時に撮影をさせていただくのをお願いしておいたので、最後にサッと入浴して客が引くのを待たせていただいて撮影させてもらった。
女湯側モザイクタイル絵。
男湯は鷹のモザイクタイル絵、女湯はフレスコ画の天使のような子供画。
男女境はそれぞれ洋風風景画のモザイクタイル絵となっていた。
脱衣場は島ロッカーが女湯の方が高く、目隠しの役目も担っているようである。
撮影を終え表に出ると暖簾が中に仕舞われて表戸が細く開けられて最後の客を待っていた(まだ地元の人が一名)。
さて、みなと旅館。
国道16号からのアプローチを入ると銭湯の右側に建っている。
玄関から中に入るとなかなかレトロな雰囲気。
二軒並ぶ建物の右側二階の部屋に案内される。
二階への階段は広く、途中踊り場には書棚が置かれ、その上に天女の絵の額が掛けられている。
廊下の左右に古い客室の扉が並ぶなかなかレトロな空間である。
室内は畳の部屋であるが窓の造り(サッシ化されているが)や天井、壁などなかなか古えを強く感じる。
裏手は京浜急行の線路、前は国道16号であるが、少し入った立地なのでそんなに気になる騒音は感じない。
銭湯も併設しているし、華やかさは無いがなかなか面白い物件であった。
晩飯はならびにある食堂かし和に入る。
表に中華洋食と書いてあり、変色した食品見本が飾られている。
時間が止まったような激シブ食堂である。
中に入ると洋食屋のコックの帽子の主人と毛糸の帽子のおばちゃんがおり、おばちゃんに瓶ビールとタンメンを注文。
正しく普通のタンメン、なかなか美味かった。
2015年10月03日
東京銭湯ナイト Vol.11 2015年10月10日開催!
銭湯トークイベント、銭湯について語りまくる『東京銭湯ナイト』
今年も10月10日(土)に新宿ロフトプラスワンにて開催されます。
今回は第11回。
テーマは「銭湯俺の寄り道」
銭湯と赤提灯、それは有史以前から切っても切れない関係。そしてなぜか、銭湯の近くには名酒場…今回はそうした「銭湯とセット」の名所・名跡を、銭湯とともに紹介いたします。
二部では)「孤独のグルメ」原作者、そして「昼のセント酒」著者の久住昌之さんと、銭湯&呑みカルチャーのフリートーク。
さらに外国人から見た銭湯トーク「Youは何しに銭湯へ」
恒例の銭湯ペンキ絵師によるミニ銭湯ペンキ絵のオークションもあります。
盛りだくさんで開催する予定です。
日時・2015.10.10.(土) 19:00〜22:00 (開場18時)
会場・新宿ロフトプラスワン
入場 1,010円(飲食別)
※ 前売りあり(ロフトプラスワンにお問合せ)
※ 飲食メニューは居酒屋程度の価格
※ 大変混雑しますのでロフトプラスワンWEBより事前予約をお勧めします。
出演
町田忍、下北沢つかさ、オプティオ和田、ナカムラ、松本康治、もりたゆたか 他
久住昌之(「孤独のグルメ」原作者、「昼のセント酒」著者)