映画 試写会

2012年05月11日

『ドラゴン・タトゥーの女』“限定公開版”試写会に行ってきた。


ドラゴン01


ソニー・ピクチャーズ試写室にて『ドラゴン・タトゥーの女』“限定公開版”試写会を見てきました。

実は本作は劇場公開時に映画館で見ていたのですが、なかなかの秀作で好きな映画でした。
今回はDVD発売に併せ、一部映画館でのみ上映された限定公開版での試写会。

全編にわたり美しい北欧の風景、気候の中で物語が進みます。
記事の内容で訴えられて裁判に負けたジャーナリストのミカエルが主人公。
彼が旧家の実業家ファミリーの中に起った過去の事件についての調査を請け負うことから話が進みます。
途中から以前、主人公を調べた調査員リスペットの手を借りてさらに調査を進め、真相に近づいてゆきます。

詳しい内容は見てのお楽しみという事にいたします。
主人公のミカエルを演じるダニエル・グレイクは第6代めの007で有名ですが、淡々と進むミステリー・ヨーロピアンチックな雰囲気の映画にもとても似合います。

また、タイトルのドラゴンタトゥーの女・調査員のリスペットは特徴的な女性なのですが、その辛い生い立ちや人間関係も絡めて物語が進みます。
ストーリーの中で彼女の頭の回転の良さ、精神の強さ、そして主人公ミカエルに見せる弱さが、ドラゴン・タトゥーの女の魅力となって描かれているのです。

本作は158分と長尺の作品ですが、ストーリーに惹きこまれて時間を感じさせない素晴らしい作品になっています。

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2011年11月09日

映画試写会「リアル・スティール」


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ライブドアのムービーエンタのページからいただいたブロガー試写会の券。
今回は「リアル・スティール」。
またまたウォルトディズニーの試写室にて見せていただきました。

舞台設定は近未来。
ボクシングは既に人が闘うものではなくより激しいのシーンが求められ、ロボット同士の闘いとなっている。
このロボットの闘いにのめり込んでいる元プロボクサーの男と、11年間離れて暮らしていて母親と死別した事で再会した息子がジャンクヤードで発見した旧型のロボットを通してだんだん歩み寄ってわかり合っていくハナシ。
ロボットアクションのシーンも迫力とスピード感があってもちろん素晴らしいんですが、そのロボットを通して諦めずに闘う父親の姿と、それを見つめ受け入れる息子の姿が感動的です。
2時間を少し越える作品でしたが最後までかなり楽しめました。
実は最初は「ロボットでボクシング?」とか思ってたんですけどね(^_^;)
なかなか良かったです。

近未来SFロボットアクション映画なのにあの「ロッキー」シリーズのような感動は何?って感じです。

しかし向こうの映画に有りがちな相手方のロボットオペレーターにアジア系ってのは(^_^;)


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2011年10月14日

『ミッション:8ミニッツ』ブロガー限定試写会に行って来ました。


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都内某所にあるウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン試写室でおこなわれた試写会に参加して来ました。

今回見た作品は『ミッション:8ミニッツ』。

シカゴで起こったテロによる列車爆破事件。
犯人を確保するために政府・米軍による特殊ミッションとして主人公の米軍大尉スティーヴンスは爆破の犠牲者が死亡する直前の「8分前の意識」と同期、その人物となって犯人を見つけ出すという作戦。
8分後には爆破の瞬間が訪れ死亡、そのたびにスティーヴンスは元の自分に戻る。

犯人を見つけるために何度も死亡してはまた戻り、再び8分前からやり直すという繰り返し。
何度も何度も死の瞬間を繰り返す主人公の姿は見ていても辛さが伝わってくるようでした。
どうしてそうなったのか、などは公開前なのでネタバレは避けますが、なかなか惹きこまれる作品でした。
設定も面白く、テンポよく進むので見ていても時間を忘れてしまいました。

そしてポスターにも書いてある

「警告──このラスト、映画通ほどダマされる。」

これはもちろん言えませんので実際に見てみてください(^_^;)



ところで作品を見た試写室、こんな感じでゆったりと、作品にのめり込んで見ることが出来ます。
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入口ではこの方がお出迎え。
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2011年09月20日

銀座の銭湯「金春湯」と映画試写会「天国からのエール」


金春湯

今日は有楽町のホールで映画試写会、その前に近くで銭湯に入る事にします。

銀座には北に銀座湯、南側には金春湯という二軒の銭湯が営業しています。
金春湯【こんぱるゆ】は新橋駅に近く、屋号の由来となった金春通り沿いにあるビル銭湯です。
暖簾の掛かった入口がビルの右端にあり、そこから奥に入って行くと下足スペースがあり同湯の入口となっています。
この奥まった靴脱ぎで左手の下足箱に靴を入れて右手のドア(奥が女湯、手前が男湯)を入ると銭湯になっています。

金春湯下足

中に入ると左手には結構年配と思われる女将さんが守る番台があります。
ビル銭湯なれど高めの天井は木製で格天井風になっていて、その天井から天井扇も現役で回っています。
男女境壁の浴室壁上には大きな神棚が祀られていて、昔ながらのレトロ銭湯の趣があります。
脱衣場は壁側と島ロッカー1基。

奥のガラス戸を開けると浴室になっています。
やはり浴室もビル銭湯にしては高い天井。
奥壁に錦鯉が12匹乱れ泳ぐタイル絵があり、その下が2つに仕切られた浴槽(左手は熱い湯と表示あり)になっています。
男女境壁にも遠くに山を頂いた池の端には桜が咲く和風な庭園のタイル絵があります。

カランは両壁側と島カラン1基、左手から5.4.4.5の配列になっており、両壁側のみシャワー付き。

同湯口開けの14時過ぎに訪れると中は結構な混みよう。
地元の商店主風な人や料理人風な人々で賑わっています。
仕事前の入浴なのでしょう、30分を過ぎるとどんどん上がってガラガラに空いてしまいました。

さて、新橋から銀座の裏通りをぶらぶら歩いて有楽町まで。
この後は試写会です。

faf321b0.jpg
映画は「天国からのエール」
沖縄で実際にあった事を元に作られたストーリー。
沖縄・本部町。
音楽をやりたい若者たちに「挨拶をすること。赤点は絶対にとらない。人の痛みがわかる人間になれ」などを条件に手作りのスタジオを無料で提供して、皆からニイニイと呼ばれた主人公を阿部寛が演じている。

例によって公開前なんでネタばれは控えますが、沖縄の本部町でロケされた映画、沖縄の風景、街の空気感に溶け込んだ物語がなかなか良い作品でした。

人との繋がりと夢を見る事の素敵さが感動です。

ところであの阿部ちゃんがどのようにウチナーになるのか興味津々でしたが、天パー風の頭と濃くかいた眉と目の周りを若干クドくして(いるのか確かなところは不明だが)極めつけはジャージ姿で結構ウチナーじらーになっていました(笑)

いやぁ〜久しぶりに沖縄に行きたくなった。
岸本食堂でウチナーすば食って、新垣ぜんざいでデザート買いたい(^_^;)

金春湯

東京都中央区銀座8−7−5

営業時間 14:00〜22:00(土曜は22時まで営業)

定休日 日曜、祝日


みちくさバナー



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2011年07月29日

異星人との迫力戦闘シーンの連続・映画試写会『世界侵略:ロサンゼルス決戦』


LOS-kettsen

昨日は映画試写会で神谷町へ。
ソニーピクチャーズの試写室にて『世界侵略:ロサンゼルス決戦』というのを見てきました。

この作品は世界各地に同時に侵略してきた異星人の軍と戦う米国海兵隊をはじめとする軍の戦いの物語。
舞台は近未来、というかテロップでは2011年8月の設定(来月ですね)になっているのでホントの近未来。
米国ではこの映画は今年3月に公開されたのですが、日本では4月1日公開予定だったのですが、3.11東北地方太平洋沖地震が起った事の状況を考慮して公開は延期されていたそうなんです。
それが9月に公開決定になったということでの今回の試写会です。

例によって公開前なのでネタバレしないよう簡単にしか書きませんが、侵略してきた異星人と米軍との戦いを孤立した民間人救出に向かった海兵隊の小隊の目を通して描く、いわゆるモキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)の手法で構成されていいます。

部隊が移動しながら戦闘を繰り返すのがとてもリアルに描かれていて見応えがあります。
また、米軍側も相手と戦うのにSF映画で出てくるような超兵器を使用するのではなく既存の武器で戦っており、異星人もかなり手強いけれどなんとか倒せる強さのレベルに設定されているのもなかなか良い。
決して諦めないというのが物語のテーマになっているようです。

それにしても戦闘シーンは迫力あります。
さすがアメリカ映画〜米軍はすべて最新装備ですね〜。

いやぁスゴイ迫力でした〜アクションSF娯楽作品、とっても面白かったです。

それにしてもソニーピクチャーズさんの試写室はシートも余裕で見やすくって作品に集中できていいですね。
ありがとうございました。

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2011年06月25日

「アイ・アム ナンバー4」プロガー試写会に行って来ました。


アイアムナンバー4

昨日は都内某所にある試写室でおこなわれた「アイ・アム ナンバー4」のプロガー試写会にいってまいりました。

この作品の配給会社はこの方に代表される世界的娯楽映画の会社。

みっきー

その作品には、はるか昔の私が子供の頃からお世話になってます(笑)

試写室

スクリーン

プレミアム感あふれる試写室でゆったりとしたシートに座って作品を楽しめます。

そして、ここで作品を見て特に感じたのは音かイイ!



さて、作品は特殊な潜在能力を持った9人の若者たち、その中の第4番目〜アイ・アム ナンバー4〜が主人公。

異星人の暗殺者たちに追われて逃げ続ける日々。
仲間のうち、第3番目までが消されて次に自分に危機が迫った時にその能力が開花しはじめて戦いが始まるのでした。

それにしてもこの作品、戦闘シーンの迫力がスゴイです。
3Dに負けないスケール感とスピーディな描写が惹きつけます。
それと主人公が徐々に得てゆく仲間たちとの関係もとってもいい。

そして最後にはスカッとした感じで終わります。

よいテンポで物語が進み、あっという間の1時間51分でした〜いやぁ面白かった。


ところで見ていただければわかるんですが、この作品〜まだ物語が続くような終わり方なんですね。
もしかしたら続編が出来るんじゃないかって気がします。

いや、作ってほしい、そして是非それも見てみたい!


アイ・アム ナンバー4


アレックス・ペティファー ティモシー・オリファント
ダイアナ・アグロン テリーサ・パーマー
ダイアナ・アグロン カラン・マッコーリフ
ケビン・デュランド

監督:D・J・カルーソ
製作:マイケル・ベイ


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2011年01月10日

試写会・犬とあなたの物語 いぬのえいが


中野

昨日は中野ゼロにて行われた「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の試写会に行って来ました。

この映画はコメディタッチのショートストーリー数編とメインストーリー、その後にまた中編があります。

例によって公開前なので詳しいネタバレは控えますが、まずはコメディタッチのショートストーリーがどれも笑わせます。
最初の中尾彰さんが出てくるストーリーからかなり笑わせられます。
それに結構豪華なキャストなんですね。
天海祐希さんが出ているのですが、まったく顔が映らないチョイ役(しかも重要)だったりとかなり楽しめます。

そして本編は子供の頃に犬を亡くした思い出から犬を飼わないといっていた主人公が犬をふたたび飼うまで、さらに主人公が病んでいくながて犬に癒されて家族としてがんばっていく姿が感動させられました。

最後の中編では死んでしまった愛犬の痕跡を思い出として受け入れるまでの女の子のストーリー。
これが結構泣かされます。

笑いあり感動ありのよい作品「犬とあなたの物語 いぬのえいが」でした。



因みに今回はおみやげあり〜ドックフードの試供品でした。


写真は作品には関係ありませんが試写会のあった中野の様子です〜試写会だと写真無いので載せまちゃいました(^_^;)

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2010年12月01日

ブロガー映画試写会「GAMER」 渋谷・ショウゲート試写室


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今日は仕事で四谷渋谷とまわっての帰り道、livedoorブロガー試写会で渋谷ショウゲート試写室にて「GAMER」を見て来ました。
配給会社の試写室です見せていただけたのでゆったりと作品を楽しんで来ました。
「GAMER」はテレビCMも何回か見ていましたので期待感いっぱいで試写会に臨みます。
作品はアクションSFといったところか。
近未来、脳内をDNAレベルで操作され他人のPlayerに操作されてフィールド内で勝ち抜き戦方式で戦闘を行い生き抜くしか解放される方法はない主人公ゲーブル。
あと1回勝ち抜くと解放にされるのだが、という作品。
ネタバレしちゃうからこれ以下は内容は書きませんがスピード感満点のアクションシーンの連続が続きます。
この戦闘シーンの動き、かなり見物です。
実は試写室は小さめの施設だったので一番前の列の座席に座ったのですが、始まる前に係の人に「酔うかも知れませんよ」ってちょっとおどかされちゃいました。

昔、シミュレーションゲームで画面酔いした事があったんでちょっと心配しちゃいましたがさすがにそこまでいかずに大丈夫でした(^_^;)
しかしはじめの方は動きが激しく、おまけにスクリーンが近かったので目が着いていくのがたいへいかんでした(笑)

ストーリーも父が妻娘を救うという96時間にも見られるようなハッピーエンドに向かうストーリー仕立てで安心して楽しめる作品でなかなかオススメでした。

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▲いただいたプレスシート

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2010年08月21日

プロガー試写会『処刑人 II』に参加してきた。

処刑人?

ライブドアブログさんのキャンペーンでプロガー試写会にご招待いただいた。
作品は『処刑人 II』
こちらの作品が2010年9月3日にブルーレイ&DVD発売ということでの企画です。

今回はなんとソニーピクチャーズ エンタテインメントの試写室で見せてくれるという。
普通のホールでの試写会は何回も行っているけれど、こんな機会はなかなかありません。
以前に仕事に関係して銀座の東映の社内試写室に行ったのと大泉撮影所内での関係者試写に行ったくらい。

場所は港区虎ノ門の虎ノ門タワーオフィスというところにある。
地下鉄を神谷町で降りてすぐ。
しかし〜この辺りはホントに馴染みがない。
試写は夜に掛かるのでなんか食べようと思ったが、いつも利用するような庶民の味方、松○やス○ヤが見当たらない(T_T)
仕方ないのでいちばん馴染み深いマックでビックマック(今なら200円)にしました(^_^;)

余談はさておき、この虎ノ門タワーオフィスってすごく近代的、というかSF的、というか無機質な感じ。
入ったロビーはほとんど表示が無くて、予め指示が無いと迷ってしまう(帰りに見事迷いましたけど)。
エレベーターは手前のフロアでスイッチを押すと複数の内の到着したエレベーターにランプが点いて知らせる仕組み。

2階に上がるとすぐにこんなフロントが設けられています。
ソニーピクチャーズ

手前の花の中に手だけ出ているのはスパイダーマンです(笑)

ちょっと早かったのでロビーで待たせてもらいます。
試写室の外側はこんな感じ。

試写室外

今回はプロガー企画ということで、まさか本編は撮れないので色々と用意していただきました。

処刑人?DVD

これは公開時に劇場に置かれていた記念撮影用のヤツ。
なんというのか〜よく観光地にあるような穴から顔を出して撮るアレですね、書き割り?

書き割り


試写室内はこんな感じ。

試写室

メジャー系映画会社の試写室の中でも特にいい試写室ということです。

シート間隔も広くて見やすいし、座席も座っていて疲れません。

ところで本編『処刑人 II』

“汝、悪を赦すなかれ”
ある日神の啓示を受けた二卵性双生児の兄弟が、法では裁けない街の悪人どもを片っ端から銃で裁くというガンアクション物。
主人公、マクマナス兄弟とその父“イル・ドゥーチェ”ことノア・マクマナスの3 人に新メンバーのロミオを加えたメンバーがメイン。
タイトルは過激そうですが、笑えるところもかなりあってなかなか楽しめる作品になっています。
まぁ〜過激なんですが(^_^;)

しかし〜ガンアクションはスゴイ!
いくら外人とはいえ、あのデカいデザートイーグルを両手に持って撃ちまくるのはスゴイ!
まぁ〜当たるのかはちょっと?ですが映画ですから(^_^;)

もともとこの作品は劇場公開ではなく最初からDVD&ブルーレイで売る予定だったのですが、広報を手掛けた担当の方がすっかり気に入って劇場公開をする事になったという作品。
また、8月28日から9月10日まで再び新宿武蔵野館でリバイバルするそうです。

今回の試写会はブルーレイでの上映だったのですが、ブルーレイで〜しかもデカイ画面で見るとホントに細部までキレイ。
女優さんの肌荒れまで見えてしまいます(^_^;)
それと〜字幕はかなり読みやすいですね〜さすがブルーレイというところでしょうか。
しかし〜家なんかDVDもありますが、まだビデオデッキも健在で活躍してます(^_^;)

shokeinin_lvd


ひととおりの試写も終わって外に出ると真っ暗。
向かいにはホテルオークラが。
上階に煌びやかにラウンジが見えたりして、70年代終わりから80年代の角川映画あたりを思い出すような風景ですね。

さて、銭湯に行こう!

オークラ


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2010年08月20日

東京浴場 東京都品川区大井


東京浴場1

今日は映画試写会で都内へ。
有楽町のよみうりホールで「東京島」を見て来ました。
無人島に漂着した男女、閉鎖された世界での生活は社会の縮図のようでした。

帰りには有楽町から京浜東北線で大井町駅まで。
品川区大井の銭湯「東京浴場」に入って来ました。

同湯は大井町駅を中央口へ出て駅前から光学通りを西へ徒歩7分ほど歩いて右手にあります。
ここは以前にも何度か通りかかっていて、建物の立派さに一度は入ってみたいと思っておりました。
やっと今回実現したわけです。

入口は唐破風の屋根の下に屋号がひと文字ずつの行灯看板。
入口左手には男湯側の庭に植えられた松の木が顔を出しています。
暖簾をくぐると下足スペース、上がって自動ドアを入るとフロントを挟んでた左手が男湯、右手が女湯の入口になっています。
男湯側寄りに休憩スペースがあり、窓から男湯側の庭が見えるようになっています。
フロントの女将さんに料金を支払い銭湯巡礼スタンプ帖に印をもらって男湯側に入ります。

脱衣場は高い格天井、白い化粧紙が貼られていくつかの格子には梅や牡丹の華姿図が描かれています。
壁に沿ってL字型にロッカーが配置され、入口側からサイドに廻り込んだガラス戸の外には大きな岩を配し石灯篭がおかれた立派な庭があり、滝が落とされた池には鯉が泳いでいます。

さて浴室。
入って右手の男女境には窓があり、女湯との境に長方形の空間が設けられていて、そこが坪庭になっています。
美味い具合に向こうが見えないように配された岩と木が植えられていて、その下は窓のすぐ下の位置まで池になっています。
こちら側のカラン列の真ん中付近のみ壁にガラスが嵌められていて池の魚が泳いでいる様子が見えるようになっています。
ちょろちょろと岩から落とされる水の音が涼しげ。
なんとも凝った空間が設けられています。

浴室正面にはペンキ絵ではなく壁いっぱいの大きな芦ノ湖から見た富士山の写真になっています。
その下の浴槽は外壁側から座ジェット2基付きの浅浴槽、次が深浴槽になっていて、男女境壁側の坪庭が切れたコの字型の窪みに小さな薬湯浴槽があります。
ここの奥壁には看板が健在で、カメラ店、医院などの看板が並んでいます。

カランは両壁側と島カラン2基、島カランのうち外壁側の1基は鏡の無いシンプルなタイプで片側のみのカラン列になっています。
配列は男女境壁側から7.7.7.6.6で両壁側のみシャワー付き。
その他に立ちシャワーブースが脱衣場寄りの左右にそれぞれあります。

真ん中の庭側の開いた窓から涼しい風が入って来て気持ちがいい。
庭が豪華なレトロ銭湯、なかなかいい感じです。
今度は少し明るい時間帯に来てゆっくりと入りたいものです。

東京浴場横


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