温泉紀行
2011年01月15日
温泉共同浴場・凪の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
草津温泉の18湯ある温泉共同浴場のうちの「凪の湯」です。
同湯は草津の温泉共同浴場で唯一西の河原源泉の湯につかれる浴場です。
温泉街の中心地、湯畑から西の河原公園に抜ける道を進み、右手のいつも温泉まんじゅうの試食を配っている長寿店とラーメン屋の間の細い路地を入っていくと小さな温泉共同浴場が建っています。
左右に入口があり男湯は左側。
入口から階段を数段降りた所にドアがあり、そこで靴を脱いで靴棚に乗せて脱衣場へ。
中は狭い半地下の脱衣場と浴室、間にはガラスのサッシ戸があります。
シンプルな脱衣棚に荷物を置いて浴室へ。
こちらは古い木張りの壁に木製の浴槽があります。
昔ながらの構造のままの木の浴槽は2〜3名程でいっぱいになるくらいの大きさ。
奥側に開閉式のバルブの付いた湯のパイプが浴槽の底まで伸びていて、そこから西の河原源泉の湯を供給しています。
今回は2度ほど利用しましたが、いずれも長く誰も入っていなかったようでかなり熱い状態になっており、かなりのうめ水をしてやっと入る事ができました。
浴室の木の床が完全に乾いているのでもしやと思ったら〜やはり最初は手も浸けられないほどの湯温でした。
やっと入れるほどの湯温になったので湯船に入りましたが、それでもかなり熱くてピリピリとした刺激が来ます。
そして出た後に感じるさっぱり感と長く続く温浴効果がなかなか良い湯でした。
湯を出て外で涼みながら同じ路地内にあるせんべい屋の「吉田屋」でぬれおかきを買います。
店のおばちゃんが「マヨネーズや七味をつけられるけど〜全部つけが美味しいよ」とのことで〜全部つけでお願いしました。
いわゆるぬれせんべいのおかき版で焼き鳥の様に串に刺さっているので食べやすい。
ぬれせん独特の歯触りに醤油、マヨ、七味が合わさって美味しいです。
凪の湯
酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
源泉 湯畑 泉温 49.5℃
無料
24時間
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2011年01月14日
温泉共同浴場・関の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
草津温泉の18湯ある温泉共同浴場のうちの「関の湯」です。
こちらは温泉街の中心地、湯畑にあね湯滝のあたりから西の河原公園に向かう商店街の道筋の左手にある小さな温泉共同浴場です。
小さな建物の左手が男湯、右手が女湯入口になっています。
中に入ると狭い質素な脱衣場、戸開けると板張りの浴室にコンクリート製の浴槽があります。
浴室は少し三角っぽい変形した作り。
そのため浴槽も狭い変形したカタチになっています。
湯はバルブ式の湯口で湯畑源泉が常時供給されているかけ流し式。
狭い温泉共同浴場ですが時間を見計らって行けば貸切状態で湯畑のいい湯が楽しめます。
今回利用した時も小雪がちらつく午前中で他に利用者は無く、この温泉共同浴場を楽しむ事が出来ました。
因みに関の湯は午後6時から午後10時までは町民専用時間になりますので、利用する方はご注意を。
関の湯
酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
源泉 湯畑 泉温 55.7℃
無料
24時間(18時〜22時は地元民専用)
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2011年01月13日
温泉共同浴場・煮川の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
草津温泉の温泉共同浴場「煮川の湯」。
草津の温泉共同浴場で煮川源泉に入れるのはこちらのみとなっています。
同湯は湯畑側から東に向かい、大滝の湯入口近くの辻にあります。
尖った三角屋根の木造建物で入口は男女に別れた扉が付いていて、中に入ると階段を数段下って行くようになっていて、戸の前で靴を棚に入れて脱衣場に入ります。
中はこじんまりとした脱衣場と浴室、脱衣棚に服を入れてさっそく浴室へ。
扉を入ると木張りの壁とコンクリート製床、浴槽もコンクリート製になっています。
奥壁側の升状湯口から温泉が注がれていて玉子臭のある煮川源泉がかけ流されています。
若干の濁りがある湯、温度は結構熱めですが入ってみると柔らかみのあるとても気持ちの良い湯です。
入浴時は早朝で他に客はおらずにゆったりと煮川源泉の湯を楽しんで来ました。
煮川の湯
酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
源泉 煮川源泉 泉温 49.9℃
無料
24時間
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2011年01月12日
温泉共同浴場・千代の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
草津温泉の18湯ある温泉共同浴場のうちの「千代の湯」です。
こちらは温泉街の中心地、湯畑にも近いので観光客の利用見多い温泉温浴施設です。
真ん中に入口があって左右に男女浴室、奥に時間湯を行う所があります。
右手に男湯側の浴室があります。
中に入ると温泉共同浴場共通のシンプルな脱衣場、戸の向こうにあまり広くない浴室があります。
床は石張り、浴槽も石張りで木枠が付いています。
壁は板張りで天井は少し凝った湯気抜き、右手壁にも湯気抜きの小窓が付いています。
右手壁にバルブ式の湯口がついており、ここから硫黄臭のある湯畑源泉の湯を供給しています。
私が最初に利用した時は早朝でしたが、前回利用者がバルブを閉めて湯を止めてからかなり時間が経っていたようで、湯の水位が下がってかなりぬるくなっていました。
バルブを開いて湯を全開にして入りましたがなかなか温まらずじまいになってしまいました。
2回目利用は夜10時頃でしたので他の相客もおり、充分な湯量湯温で入浴することが出来ました。
千代の湯
酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
源泉 湯畑 泉温 55.7℃
無料
24時間
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2011年01月03日
葛の湯・泉温泉 初湯・初温泉 神奈川県横浜市泉区
銭湯と路地裏散歩な日々をご覧の皆さま、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年の初湯は横浜市泉区の銭湯「葛の湯」に入って来ました。
同湯には天然温泉の浴槽があり泉温泉と命名されています。
薄い黄褐色の湯は露天の一浴槽のみですがなかなか温まります。
なので初湯と同時に初温泉にもなった訳でした。
葛の湯 泉温泉
ナトリウム-炭酸水素塩泉 泉温18度
pH 7.25
成分総計 0.690g/kg
2010年12月29日
温泉共同浴場・地蔵の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
草津の温泉共同浴場「地蔵の湯」。
ここは泊まった宿からも近くて何回も入りに行きました。
利用時間に制限があり、6時から22時までで時間外は地元民専用となっていますが空いてる時間を見計らって入りにいっていました。
地蔵の湯は大きな木造の建物で手前側の建物は時間湯をおこなう湯屋、奥に温泉共同浴場があります。
建物の向かって右手から奥に行くとつきあたりが男湯入口、左に入った所が女湯入口となっています。
入口の引き戸を開けて入ると狭い靴脱ぎスペースがあり、さらに奥に入ると右手の外壁沿いに一段高くなった奥に伸びる渡り状の床と壁側に造り付けの脱衣棚があります。
ここも浴室と脱衣スペースとの境は無い構造になっています。
浴室床は滑り止めの刻まれた木製、浴槽は男女境壁寄りの縦長で縁が木製、浴槽内は人工石張りとなっています。
湯はほんのりと硫黄の香りがする若干青白く濁ったもの。
温度は利用した時はそんなに熱くはありませんでした。
浴室内も木材をふんだんに使ったウッディなもので、天井は高くて中央に湯気抜きの部分があります。
湯は奥側から壁側に沿ったパイプで浴槽に注がれています。
浴槽にゆったりとつかるとしっとり感を感じる湯でじわじわと温まり温浴効果を感じます。
かなり身体が温まったので、上がって外の広場で休みます。
ここは同湯名称由来の地蔵堂があり、その前に源泉が湧いています。
広く整備されたスペースには屋根付きの足湯も設置されていて地蔵の湯を気軽に楽しむ事も出来ます。
また、同湯では一日に何回かおこなわれる時間湯という湯治施浴があり、外にいるとその掛け声が響いてきたりします。
結構観光客も多く利用していて混んでいる事が多い地蔵の湯ですが、地蔵の湯源泉を味わえる温泉共同浴場はここだけです。
源泉:地蔵
泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 52.3度
利用可能時間:8:00 - 22:00 (時間外は地元民専用)
休み:無休 料金:無料
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2010年12月28日
温泉共同浴場・白旗の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
ちょっと川越のリアルタイムUPで中断しましたが、草津の温泉共同浴場巡りを続けます(^_^;)
今回は草津温泉共同浴場「白旗の湯」。
温泉街の中心地、湯畑の傍らにある温泉温浴施設です。
おそらく観光客にとって草津の温泉共同浴場の中ではいちばん有名な湯なのではないかと思います。
いつも混んでいて、ちょっと敬遠してしまいますが、それでも滞在中は早朝と雪の晩の終わり近くの2回入りました。
早朝に入った時はまだ客がおらず気持ちは良かったが熱かった(^_^;)
新しめの建物ですが木を使ったレトロ感のある建物になっています。
他の温泉共同浴場より少し大きめの造りで高い湯気抜きも備えています。
入口は向かって左手が男湯、右手は女湯です。
中に入ると手前左手に簡単な脱衣棚があり、奥は左右に別れたふたつの浴槽があり、浴室との境はありません。
右手の浴槽は結構熱い浴槽、左手の浴槽は熱い浴槽という感じでこちらのみ若干の微白濁があります。
湯は玉子臭がある温泉らしいいい湯です。
誰もいなかったのは良いのですが、寒い時間帯にて湯気がすごくてこんな写真になってしまいました(^_^;)
いつも混んでいるこの湯に貸切状態で入れるなんてラッキーでした。
ただ〜熱い!ぬるい方でも46度位はあるようです。
当然すごく温まりなかなかさめません。
鮮度の良い湯が楽しめてなかなか良かったです。
▲白旗源泉
源泉:白旗
泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 53.6度
利用可能時間:5:00〜23:00 休み:無休 料金:無料
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2010年12月23日
温泉共同浴場・巽の湯と睦の湯 群馬県吾妻郡・草津温泉
さて続いては同じ道をさらに東へ。
コンビニの先の左手に今までより少し大きめの温泉共同浴場が見えて来ます。
ここが「巽の湯」です。
隣は消防団小屋、建物は新しめの造りで入口前にはコミュニティバスのバス停と小型の郵便ポストがあります。
男湯は左手になります。
引き戸を開けるとさらに脱衣所との間に扉があって、ここが下足スペースになっています。
ここを入るとセンサーが感知して中でチャイムが鳴る仕掛け。
脱衣場に入ると右側の男女境壁側に脱衣棚があります。
ここは他の温泉共同浴場より少しだけ広めに出来ています。
引き戸を開けて浴室へ。
地元の人2名と相客になったので挨拶して入ります。
湯船も大きめの造りでコンクリート造りだが、縁だけは木製になっていていい感じです。
ちょっと熱いめの湯は湯畑源泉で、やはり湯口から注がれた湯がかけ流しになっています。
広い浴槽でゆったりとつかれるのでかなり気持ちがいいです。
出るとまたまたしっかりあたたまっているので、12月だというのに外に出てしばらく冷ましたくらいでした(^_^;)
前の道をまたしばらく歩くと草津熱帯園を過ぎて信号のある交叉点に出ます。
ここを右斜めに入るとセブンイレブンの向こう側にあるのが温泉共同浴場の「睦の湯」です。
ここも木を上手く使った建物で温泉の建物らしさがいい感じです。
入口には男湯女湯、左右に別れて暖簾が掛けられています。
なんともいい感じの外観です。
ただ、そろそろ地元客が利用する時間に近づいていますし、ちょっと立て続けに湯に入り過ぎ。
湯あたりを警戒して今回は外観を眺めるだけにしておきました。
今見るとやはり入りたかったなぁ(^_^;)
巽の湯
酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
源泉 湯畑 泉温53.9℃
無料
24時間(清掃9時〜10時30分頃)
睦の湯
酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
源泉 湯畑 泉温 53.9℃
無料
24時間(次の時間除く)清掃9時〜11時30分 区民専用15時〜21時
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2010年12月21日
温泉共同浴場・白嶺の湯 群馬県吾妻郡 草津温泉
さて、瑠璃の湯の後はバスターミナル前から草津の外周道路のように巡っている国道沿いに東へ。
少し歩いたで左手に不二旅館がある所の裏手に「白嶺の湯」があります。
住宅地にぽつんと建つ鄙びた感じの湯小屋は瑠璃の湯と同じように外から男女入口に別れた造りで右手が男湯。
サッシ戸を開けて中に入ると簡素な脱衣棚のある脱衣場。
さらに引き戸を開けて浴室に入ります。
コンクリート張りの浴槽は縦長で左側に寄っていて湯畑源泉の湯が簡素な湯の蛇口から絶え間なく供給されてかけ流しになっています。
湯の温度は湯畑から距離があるせいか比較的入りやすい温度。
若干の硫黄臭のする湯は瑠璃の湯と同じく、長く入るとかなりあたたまります。
ここでも午後の風呂を楽しみに来ている地元の人と相客になりました。
近くからタオル1本持ってサンダルをつっかけてやって来られるんですね〜毎日こんな湯につかれるなんてウラヤマシイ。
ここも翌々日の早朝に再び入りに行きました。
朝は誰も入っていなくて湯がちょっとだけ熱めでした(^_^;)
白嶺の湯
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 湯畑源泉 泉温 53.9度
料金 無料 営業時間 24時間
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。
2010年12月18日
温泉共同浴場・瑠璃の湯 群馬県吾妻郡・草津温泉
草津温泉に行って温泉共同浴場巡りをしてきました。
草津温泉は名湯としてよく知られていますが、実は小学生の頃に1回とかなり以前に立ち寄り湯で1ヶ所入った程度なのでした。
小学生の頃は温泉場など面白い訳もなく、ただただ遠い退屈な場所という意識しか残っていませんでした(^_^;)
大人になって風呂好き温泉好きとなりましたが、なかなか行く機会に恵まれず、今回やっと行く事が出来ました。
そして温泉共同浴場です!
やはり銭湯好きなら温泉場では地元ユースの温泉共同浴場でしょう。
事前に調べてみたら草津温泉には温泉共同浴場が18ヶ所あり、いずれも一般客も利用できる(一部時間指定あり)との事。
なんと素晴らしい土地なのでしょう〜草津の方々に感謝です。
て、ことで最初に訪れたのは「瑠璃の湯」。
場所はバスターミナルから湯畑に通じる坂道の途中、左手にある小さな温泉共同浴場です。
入口は左右で女男にわかれており、引き戸を開けると狭い靴脱ぎに下足棚、そこを上がると左壁に脱衣棚がある簡素な造りです。
浴室境のガラス戸を開けると奥に狭くなっていく形でコンクリート浴槽があり、手前に少し洗い場があります。
右壁に付いている簡素なバルブを開く式な湯口から湯畑源泉がドパドバと供給されており源泉かけ流し、新鮮な温泉が楽しめます。
湯は無色透明、若干の硫黄臭がしています。
使っていると徐々に内側から熱くなっていく感じで短時間でかなり温浴効果があります。
そして上がると温浴効果からあたたかいのが長く続きます。
12月だというのに(しかも雪が降ったり夜だったりしたのに)防寒用に穿いていたヒートテックはほとんど要りませんでした。
草津の人々は寒くなったからちょこっと風呂へ、といった感じで利用するらしく、色々な時間で利用してもよく地元の方と相客になります。
私もここは宿に近かったせいもあり、何度か利用させてもらいました。
一度、ここでデジカメを忘れてしまい、かなり焦ったのですが見つからずに諦めかけていたのですが、交番に行ってみたら届けてくれた地元の方がいらっしゃったので手元に戻って来ました。
いやぁ〜草津の人たち〜いい人々だなぁ
▼雪の瑠璃の湯。
源泉:湯畑
泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 55.7度
利用可能時間:24時間 休み:無休 料金:無料
※温泉共同浴場は地元の方々所有の温浴施設です。
マナーを守り「利用させていただいている」という事を忘れないで入りましょう。