乗り物のはなし
2010年03月05日
東武博物館に行ってきました。
先日、朝霞の陸上自衛隊広報センターを見学した後で都内に移動して「東武博物館」を見てきました。
東武博物館は東武鉄道が運営する鉄道とバスの博物館です。
入場料金は200円。
券売機で買って中に入ります。
入口を入るとすぐ目の前にある5号上記機関車、ちょうど動作展示をしておりました。
なかなかの人気です。
その奥にあるのが大正13年のデハ5電車。
当時の形のままキレイに保存されています。
上の写真はその車内。
丸い照明や木製のシートなどがレトロです。
屋外展示には1951(昭和26)年、戦後最初に新造した日光・鬼怒川線特急車の5700形5701号車がありました。
そのフロントヴューから通称「ネコひげ」と呼ばれていたそうです。
東武鉄道はバスも運行しているのでバスの展示もありました。
1951(昭和26)年製のキャブオーバー型バス。
丸みのあるデザインは今見るとレトロというよりモダンに感じます。
もちろん中にも乗れます。
当時のバスって今より小さかったんですね(^_^;)
そして楽しみにしていた電車運転シミュレーターを体験してみました。
区間は東武伊勢崎線の北千住→牛田の一部。
10030系電車のカットボディで実際の運転装置を使用したシミュレーターはとてもリ アルです。
本物の車両の運転装置を使ったシミュレーターはかなりリアルでした。
平日行ったのであまり混んでいなくてかなり見学もし易かったです。
展示されている車両はすべてベストなコンディションに保たれているのが素晴らしかったです。
しかも中に入れる車両も多いので結構楽しめました。
大宮の鉄道博物館はかなり人気ですが、こちらも結構オススメです。
▼外に展示されていた1720系デラックスロマンスカー。
2009年10月30日
由比ヶ浜の江ノ電保存車両 デハ100
今日は用事で葉山まで。
帰りに海岸通りから鎌倉・由比ヶ浜に保存されている江ノ電の古い車両「デハ100-107」を見てきました。
このデハ100-107は昭和6年に造られてから約50年間、藤沢と鎌倉の間を走ってたくさんの人々を運んでいました。
単車(1両のみ)の運用のために愛称を「タンコロ」と呼ばれて親しまれていました。
最後まで走っていた2両の107と108も昭和55年にATSに対応できないために廃車されて現役を退きました。
そのご108号車は江ノ電極楽寺検車区で動態保存され、この107号車は集電方式を古いトロリーポールに戻されて由比ヶ浜公園内で保存されました。
以前に見に行った時は色も褪せてしまってかなりひどい状態でしたが、最近きれいに化粧直しされて内部も再び公開されているというので見に行きました。
こんな感じでフェンスで囲まれて保存されています。
中は超レトロ!
丸い電灯に木のロングシートが時代を感じさせます。
中に入って最初に感じたのは車両幅の狭さです。
単車運用ですから運転台は前後について、三菱製のマスコンが装備されています。
中では小さい子供達を連れたお母さんがお弁当を食べていました。
あまりお邪魔をするのも何なのでササっと見て引き上げてきました。
帰り道の由比ヶ浜駅の鎌倉寄り踏切で電車が来たので1枚。
今月結ばれた京福電気鉄道との姉妹提携を記念して嵐電号のヘッドマークが付いていました。
2009年10月23日
2009年09月01日
鶴見線海芝浦駅 海芝公園
生麦まで行った折に鶴見まで脚を伸ばして、以前から興味のあったJR鶴見線の海芝浦支線に乗って海芝浦駅まで行って来ました。
この駅は東芝京浜事業所の中にある1面1線の行き止まり駅。
東芝の敷地内であるために東芝関係者以外は改札を出ることはできない「降りられない駅」として有名です。
昔、私鉄の鶴見臨港鉄道だった鶴見駅の鶴見線ホームは西側の高架に独立していて京浜東北線ホーム側からは改札を通って入るようになっています。
駅は古い終点駅の佇まいで向かい側4番ホームには壁に造り付けられた木製の長いベンチがあります。
やってきた電車に乗って鶴見駅を出発します。
利用者のほとんどが工場勤務者のこの路線ですが、意外と多くの乗客がいました。
発射した電車はすぐに総持寺の前を通過しますが、ここに廃駅になった「本山前駅」の遺構が残っています。
駅と駅の間隔が短いため電車はゆっくりと進み、国道駅〜鶴見小野駅〜弁天橋駅〜浅野駅と進みます。
ここから線路は大きくカーブして海芝浦支線へ。
車窓の左手には運河が迫る路線を走っていきます。
途中駅の新芝浦駅で停車時に見ていたら魚が飛び跳ねるのが何度も見られました。
やがて再び大きく左カーブをして、すぐに終点の海芝浦に到着します。
京浜運河沿いの駅ホーム、車内からの眺めはこんな感じです。
電車ほ降りても駅からは出られませんが、ホーム終端の先に続く場所に「海芝公園」という小さな公園があります。
京浜運河を挟んで向かい側には首都高速湾岸線の鶴見つばさ橋が望めます。
なかなかのんびりとした公園にはベンチもあり、お弁当などを持ってきてもよさそうな感じです。
駅舎には飲み物の自販機とトイレもあるので安心です。
前にはこんな船も通ったりします。
写真を撮ったりしているうちに乗ってきた電車の折り返し時間になります。
これに乗らないと1時間以上後にならないと次の電車は来ないので、乗ってきた乗客も全員電車にのります。
やがて電車は出発、鶴見駅へゆるゆると走っていきます。
鶴見〜海芝浦4.7キロ、なんだか不思議な空間に小旅行した感じがします。
今度は1本電車を見送ってゆっくりしてみたいと思います。
因みにこの公園は夜景を楽しむこともできるそうですが、平日は22:29、土休日は公園の閉園時間の20:30から25分後の20:55発の最終電車に乗らなければ帰れなくなりますのでご注意を(笑)
2009年03月09日
Paul Smith デザインの"ミニ"
ミニ50周年のイベント『MINI 50th ANNIVERSAR MINI DAY 2009 MINI SUMMIT』会場に飾られていた新旧モデルのミニ、このうち古い方のモデルはPaul Smithデザインの車両でした。
トークイベントでボンネットとグローブボックス内、リアのラゲッジに特徴があるというお話でしたのでさっそくチェックしてみました。
外観はフロントグリルのオーナメントとボンネットフードに輝くPaul Smithのバッヂ。
リヤウインドにもサインが入っています。
他は黒いシックなボディのミニ。
ボンネットを開けるとエンジンヘッドカバーがライトグリーンに塗装されていて、ブラグコードもグリーンの物が使われています。
写真では見えませんがラジエータのファンもグリーンの物になっています。
さて室内。
助手席側のインパネにあるグローブボックスが開けられていて、内部はやはり鮮やかなグリーンに塗られています。
そしてリアのラゲッジスペースはすべて同じ鮮やかなグリーンに塗られています。
上のリヤガラスには「Paul Smith London Paris NewYork Tokyo」と入っています。
因みにミニにはたくさんのデザイナーズコラボのモデルがあるということでした。
ミニディビジョンの本部長、伊藤氏の話ですと、あるデザイナーの方は「非常に描きたくなるボディだねぇ」と言っていたそうです。
2009年03月08日
ミニ50周年記念イベント『MINI 50th ANNIVERSAR MINI DAY 2009 MINI SUMMIT』に参加してきました。
昨日7日の土曜日にミニ50周年記念イベント『MINI 50th ANNIVERSAR MINI DAY 2009 MINI SUMMIT』がおこなわれました。
そのブロガー招待イベントに幸運にも当選したので参加してきました。
会場は東京駅八重洲南口からほど近い丸の内のBMW Group Studioです。
会場には新旧モデルのミニが展示されて自由に見たり乗ってみることもできます。
ドリンクと軽食もサービスされます。
やがてトークイベントが始まります。
雑誌MINI FREAK編集長 田代氏とBMWのMINIディビジョン本部長 伊藤氏によって語られるミニの歴史や開発時の物語やミニを取り巻く色々な話、現行モデルへ移行する際のエピソードなど多岐にわたり楽しい1時間でした。
やがて懇親会の時間になり、会場内に展示されている新旧ミニを実際に乗り込んだりしながら見ていきます。
こちらはPaul Smithデザインの旧タイプミニ。
会場前の道路をANNIVERSARY RUNに出発していく約50台の新旧ミニを見学して(下の動画参照)会はおひらきとなりました。
そしてなんと帰りにお土産付きです!
帰ってから中を見るとミニのカタログや雑誌MINI INTERNATIONAL、50周年ロゴのステッカー、缶バッチにオフシャルストラップ、ミニのミニチュアカレンダーと良い物をいっぱいいただきました。
特にカレンダーはお気に入りで、さっそく机の上に飾られています。
▼ミニ50th ANNIVERSARY RUN の様子