伊豆のんびり散歩
2011年11月09日
伊東散歩と老舗の甘いもの
ふらっと電車に乗って伊東に行って来ました。
伊東は伊豆半島の温泉場でもわりとのんびりとした街の雰囲気でぶらぶら歩くのにもいい感じです。
上の写真は松川沿いの元旅館「東海館」。
木造三階建ての立派な建築物は昭和3年創業、平成9年までは旅館として営業していましたが、廃業後は伊東市二寄贈されて修繕された後に文化財として一般公開されています。
軒先の懸魚は旭に鶴の飛翔の意匠が素晴らしい。
東海館は中の見学も可能、風呂も利用可能なのですが、今回ははいりませんでした。
松川沿いの裏手から望むと3階部分の上に増築されている望楼も望む事ができます。
東海館の奥側に見える隣のやはり3階建て和風旅館は元は「いなば葉」でしたが昨年からゲストハウスとして営業されているようです。
ここもタワーがあります。
松川沿いから見ると立派な旅館が並んでいて豪華な風景に見えますね。
さて、伊東に行ったら買ってしまう甘い物。
まずは「梅屋本店」のホールインワン。
銀紙に包まれた白くて丸いお菓子はゴルフボールに見立てていて、その名もホールインワン。
温泉玉子を使った薄黄色の餡はとってもやさしい味、それをホワイトチョコレートで包んでいて美味いんです。
次は「伊豆柏屋」の栗蒸羊羹。
これも美味いんです。
そして、コレで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これやると「えっ!」って人も多いんですが〜私は結構好きなんです(^_^;)
2010年11月09日
鰻・小川家 静岡県下田市
下田に行って古い街並みをぶらぶらしていると、いつも小川家さんの店頭を通過するときに匂いに誘われるのか鰻が食べたくなってしまいます。
最近はお店を見ただけで食べたくなってしまいます(^_^;)
小川家さんは創業以来70余年の老舗鰻屋。
飛び込みで行くと満席か、入れても出てくるまでに時間が掛かる場合もあります。
以前に行った時は待ち時間が1時間くらいかかりましたが、空いていた日だったので日本酒をいただきながらのんびりと待ちました。
そういうのもいいもんですが、今回は車だし、後もあるので事前に予約して行きます。
到着するといいタイミングでたのんでおいた鰻重が出されます。
うな重・松。
ここの鰻は絶妙なふっくらとした柔らかさとあっさりめのタレが非常に美味しい。
山椒をかけていただきます。
鰻のあぶらと旨みがタレと絡んで美味しい。
適度にタレが滲みたご飯と食べると美味い!
いやぁ〜いいなぁ。
しかしこんな美味い鰻だと、やはり白焼きか蒲焼で熱燗をいただきたいなぁ。
因みに小川家さん、お休みは正月1〜2日と土用の丑の日だけだそうです。
丑の日には忙しくなって納得のいかない物は出したくないから、という事でした。
2010年11月06日
しいたけコロッケとわさびソフト 伊豆・道の駅「天城越え」
伊豆行きの途中で立ち寄った道の駅・天城越え。
道の駅はその地の特産品なんかも扱ってて面白いのでみつけると休憩を兼ねて立ち寄るようにしています。
中伊豆方面、湯ヶ島から東海岸の河津に出る国道414号、伊豆の踊子で有名な天城峠にある道の駅「天城越え」。
見学用ワサビ田などもあるこの施設ですが、売店に行くとさっそく目につくノボリが出ています。
しいたけコロッケ!
ご当地コロッケの看板を見ては私、食べずにはおれません(^_^;)
さっそく購入!
割るとこんな感じ〜ゴロっと椎茸が入っています。
椎茸の味と香りが素晴らしいご当地コロッケです。
椎茸は伊豆の特産品なんですよね。
伊豆の特産品といえばもう一つ、ワサビです。
ということでコレ!
わさびソフト
ソフトクリームの中にちょっとだけワサビのピリッとした辛みと香りがしています。
私の好みではもう少し舌と鼻に抜ける刺激がある方がいいんですが、子供が食べるのを基本に考えたらこの程度がベストなのかもしれませんね。
コレを食べてふと思い出したんですが〜以前に食べた長野の大王わさび農園のわさびソフトは刺激が強くて美味かった(^_^;)
2010年11月05日
せせらぎの湯 西伊豆町の町営温泉共同湯 〜ついでに謎の共同湯
西伊豆町営の温泉共同浴場「せせらぎの湯」。
同湯は海沿いの国道136号を松崎方面から来て西伊豆町に入ってすぐに右折、仁科峠方面へ向かう県道55号をしばらく進むと右手の仁科川を渡った所に位置しています。
同湯は仁科川沿いなのでせせらぎの湯なのでしょう。
比較的新しい施設で駐車場も広くて立ち寄りやすいです。
到着時は午後6時過ぎでしたが比較的すいているようです。
藍染白抜きの「ゆ」と書かれた暖簾をくぐって中の受付で入浴料金500円を支払います。
さっそく支度して浴室へ。
入ると手前にカラン列があり、奥が温泉浴槽です。
浴槽は左手に寄っており、右手には扉の外に内湯と同じくらいの広さの露天浴槽があります。
どちらも湯量が豊富で気持ちのいい温泉です。
露天は塀の外がすぐに駐車場なので立ち上がると思いっきり自分の車が見えました(^_^;)
今回は利用しませんでしたが休憩室も広めで良さそうでした。
ちょっと立ち寄り湯にはオススメの施設ですね。
ところで、同じ町内のなぎさの湯を見てみようと行った際に、手前に小さな温泉共同湯を発見!
金毘羅さんの隣に建っている古そうな施設です。
建物に貼られた表示だと「いこいの温泉」。
町外の人でも200円を支払えば利用できますと書いてある。
その如何にも秘湯感満点の佇まいに、喜び勇んで車から風呂道具を取ってきます。
しかしなんか変!?
よく考えたら営業している時間なのに鍵が掛かったまま。
もしかして〜やってない?
特に荒れたような感じもありませんが〜やはり今は近くになぎさの湯が出来たからやってないのかも。
帰ってからネット検索しても情報はゼロ。
地図には安城温泉浴場として載っていました。
謎だ! 情報求む(^_^;)
せせらぎの湯
静岡県賀茂郡西伊豆町中532
9:00〜20:00 (0円 定休・月曜日
2010年11月03日
浮島海岸の夕日としおさいの湯 西伊豆町仁科浮島
西伊豆町の浮島(ふとう、と読みます)海岸は国道から少し入った所にある景色のきれいな所です。
近くに夕日がきれいで知られ、洞窟巡りで有名な島々のある堂ヶ島がありますのでここは目立ちませんが、この浮島も岬に囲まれたこじんまりとした海岸は景色のいいところです。
上の写真はその日没直後の写真。
ここは国道から細い道を下っていくのですが、その途中にあるのが温泉共同湯の「しおさいの湯」です。
ここは車も置けるし、あまり混んでいることが無い(夏はダメですけど)ので
寄りやすいし、なによりもお湯がいいんです。
結構気に入っていて、伊豆に行くと気軽に利用しています。
浴室は新しめの施設ですし、きれいに保たれているのでとても良い。
ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉の少し熱めの湯が絶え間なく供給されてかけ流されています。
浴室の外はすぐに垣根ですが、大きくとったガラス窓の外には少し空間があり竹が植えられていて、外からの光が射しこんでくるので昼間のうちは明るく感じます。
静かな浴室にはさらさらという湯の溢れ流れる音のみが響いていて、その中での入浴はとても癒されます。
上がりは海岸まで行って夕涼み。
これが浮島温泉に入った後の楽しみのひとつです。
2010年10月30日
タワーのような鯵たたき丼・伊豆の味処 錦 東伊豆・熱川
東伊豆の熱川にある「伊豆の味処 錦」。
食べログでも話題の人気店、熱川に行ったので是非にと寄ってみました。
時間を読み間違えて開店よりもかなり早めに到着。
暖簾は掛かっていますが未だ準備中。
お店の前にはホワイトボードに手書きでその日のメニューが書かれています。
店前のベンチに腰掛けて待ちます。
誰も待ってなかったんだけど〜その後どんどんお客さんが来て、自分の後ろに少しだけど待ちの行列が出来ました。
人気店なんですねぇ(^_^;)
さて、時間になって中に突入です(笑)
席に案内されてとりあえずメニュー検討。
メニューはこんな感じ。
▼メニュー表
▼メニュー裏
▼丼物メニュー
実はメニューを検討するまでもなく、目的の物はほぼ決まっていました(^_^;)
ここの名物!? タワーのようにそびえる鯵のたたきがのった「鯵のたたき丼」
新鮮な鯵のたたきは味のつけられており、薬味が効いていて美味いです〜しかも結構食べでがある。
上が出てきたままの状態、下がまぜまぜした後。
新鮮なイカを身もワタも下ゲソもいっしょにまぜまぜして薬味を効かせていただきます。
これが美味い!
ううっ日本酒が飲みたい〜しかし車だし(-_-;)
くそう〜コレをたのんだせいでノンアルコールビールなんてたのんじゃいました、無念(笑)
これは同行者がたのんでいた「めじ鮪づけ丼」
ちょっともらって食べましたが〜これも美味しいです。
いやぁ〜美味しかった。
東伊豆は観光地なんで、少しだけお値段は高めなんですが〜出来れば今度は夜に来て刺身で一杯やりたいお店でした。
ところでお店の裏側には源泉の櫓が建っていて、スゴイ勢いで湯が噴き出しています。
迫力満点ですから、行かれた方はついでにドウゾ。
伊豆の味処 錦 (にしき)
住所 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本971-35
TEL 0557-23-3279
営業時間 11:30〜14:30 17:30〜20:30(L.O) 定休日 木曜日
2010年10月29日
黒米とひじきのせんべいおにぎり・アサイミート 西伊豆・松崎町
2010年10月24日
三島由紀夫の愛したマドレーヌ・日新堂菓子店 静岡県下田市
下田にやってきました(間に川越祭りの記事を書いちゃったんで〜ちょっと前の事ですが)。
山に囲まれた静かな港町はいい天気です。
街をぶらぶら散歩して古い街並みを見て廻ります。
下田に来たのは2つの目的があります。
まずはそのひとつから。
その目的は〜
いかにも私が行きそうなココではなく(^_^;)
街中の角地にあるこのお店。
日新堂菓子店。
昔からやっている老舗のお菓子屋さんです。
店内に入ると、ここの看板犬がフレンドリーにお迎えしてくれます。
そして目的はコレ。
マドレーヌ。
なんでも故三島由紀夫氏が「日本一のマドレーヌ」と絶賛したというこのお菓子。
そのしっとり感と素朴な味わいが気に入っていて、いつも下田を訪れると立ち寄って買ってしまいます。
私はこの手のお菓子は普段はあまり食べないのですが、ここのヤツは結構お気に入りです。
このお店を出たあとは街の古い建物を撮影してあちこち歩き回ります。
結構撮ったのに〜使っていた一眼レフの方のメモリーカードがダメになっちゃってショック(T_T)
2010年10月14日
変わったチャーハン・ふるさと 東伊豆町白田
以前から気になっていた東伊豆町にある中華食堂「ふるさと」にて肉チャーハンを食べてきました。
肉チャーハンは春頃に同じ東伊豆町の稲取にある「かっぱ」で食べて気にいっていたので他の店でも試してみたかったのです。
それに近くを通るたびに「変わったチャーハン」と書かれた看板を目にするので気になっていたのでした。
同店は伊豆急行の片瀬白田駅からすぐ近く。
国道135号線横ですが国道からは入れない位置になっています。
今回は駅の方からアクセス、駅の近くにも「変わったチャーハン」の看板があります(^_^;)
駅ロータリーから路地を行くとすぐに店があります。
14時過ぎの到着でしたが店の前は車がいっぱい、ひとつだけ空いていたところに駐車します。
店内に入ろうとして見ると店の入り口の暖簾にも「変わったチャーハン」の文字が(^_^;)
店内はいたってフツーの街の中華屋さんといった感じ。
ほとんどの人が地元客で、この時間にこれだけ入っているとは結構人気店です。
奥のカウンター上にお品書きが貼ってありメニューはたくさんですが、今回の目的はもちろん肉チャーハン。
オーダーをするとパパッと手際よく調理され、肉チャーハン登場。
さっそくいただきます。
美味い!
下のあっさりめのシンプルな玉子チャーハンにのせられた濃いめの味付けの豚肉とシャキッと炒まったキャベツがよく合ってとってもいいお味です。
あっという間に完食でした。
なんだかもっと食べたい気がします〜でも、いつもコレで失敗するので並盛にしときました(^_^;)
次に何食べるか〜まだわからないしね(笑)
帰ってきて調べたら、稲取に「浜っ子」という中華屋さんがあり、ここの肉チャーハンも美味いということなので、いずれ行ってみたいと思います。
中華 ふるさと
TEL 0557-23-2651
静岡県賀茂郡東伊豆町白田313-5
伊豆急行片瀬白田駅下車徒歩2分、189m
不定休 11:00-19:30
駐車場あり
2010年10月13日
伊豆熱川・海岸の夜明け〜道灌の湯(休止中)
東伊豆・夜明け前の海。
やがて日の出。
東伊豆・熱川の海岸沿い、熱川ホットパーク前からの朝日の眺め。
この公園の前に熱川温泉のルーツのような共同湯(跡)があります。
道灌の湯。
ここはかつて洞窟風呂といわれた共同浴場でしたが、同湯を管理していた背後のホテルが一度辞めて経営母体が変わってから閉鎖されたままになっているようです。
大田道灌の像の横に道灌の湯と書かれた石の碑があり、ここから階段を下りていくと浴場があります。
今は鍵がかかっていて入ることは出来ませんが、以前は男女別の脱衣場を経てタイル張りの混浴の温泉浴槽があったという事です。
脇には源泉と思われる泉もありました。
横に書かれている熱川温泉縁起。
此の熱川温泉は、その昔武将太田道灌が、和歌に因む天城山の巻狩りの折り湯煙が川面より立ち昇り海へ注ぐ此の濁り川を見い出し、川辺に立ち止ると猿や猪が集まり川のほとりに湧き出るこの湯にて、その身の傷を癒す姿を垣間見て熱い川を「熱川」と命名し、自らも巻狩りの疲れを、癒そうと湯浴みをすると、立ち所に身体中に生気漲り、この恵みに吾と我が身と疑った神の御加護摩き此の地より、江戸城築城のための、築城石切り出しを決意した。
江戸城築城の槌音が、村人の歌声と共に野山に響き渡り村人達は皆こぞって築城石を此の地で切り出し、御石曳の行列は港へ連なり、数多の船が築城石を江戸へ運んだ言う、歴史的な大偉業がこの地より始まった。