レトロ銭湯

2016年12月14日

埼玉県さいたま市中央区 鈴乃湯

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本日は埼玉県さいたま市の銭湯「鈴乃湯」に入る。
鈴乃湯は埼京線与野本町駅から徒歩にて6分程度。

広めの道路沿いに建つ建物は昭和中期的な感じ。
もともと番台形式であったのを建物右側に入口を移しフロント化した感じなのでフロントの前は女湯、男湯へは左手廊下で奥へ行く変則的な造りになっている。
脱衣場は簡易的な格天井。
ロッカーは壁側に造り付けが並ぶ。

浴室は奥壁にペンキ絵、中島絵師のもので田園風景の奥に雪の峰々が並ぶ風景。
平成27年に描かれたもの。
その下には深浅のニ浴槽。
深い方は座ジェット二基、浅い方は半分がバイブラになっている。
カランは両壁側と島カラン一基。
浴室は中普請時に全体的に新しい大判タイルに更新されているが男女境壁に珍しいものが残されている。
浴室間の石鹸渡し穴。
かつて石鹸が貴重だった頃、家族で銭湯に行くとひとつの石鹸を男湯から女湯へ、また女湯から男湯へと渡すために作られた斜めに石鹸をシュートする穴。
以前、愛知県の仁川湯で見た事があるがここのはふたつの穴がならぶ複線構造で開いている。

帰りにフロントの主人に聞くと創業は東京オリンピックの年、1964年との事だった。
夕方6時頃の利用だったがなかなか相客も多く賑わっていた。
道路沿いには6台ほどの駐車場も完備しているが、入る時も出る時も見ると3台ほどの待ちが出来ていた。








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2016年12月03日

奈良県吉野郡大淀町 旭湯

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本日は奈良県吉野郡大淀町の銭湯「旭湯」に入る。
奈良市からは近鉄線を乗り継いで結構掛かった。
駅を降りて前の道を下ると商店街の中ほどに途中、郵便局の所から青空にたなびく煙を出す煙突が見える。

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その先の角に街のおふろやさん 旭♨︎湯という行灯看板が掛かっている所を左手に入るとすぐに旭湯。

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入口は亀の飾り瓦のついた古い屋根の下に暖簾が掛かる。

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中に入ると正面に花柄のタイル絵。

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左右下足箱で左手が男湯。

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中に入ると左側壁に古い字体の漢数字の入った蓋付き木製ロッカーが並ぶ。
右側男女境壁の鏡の下にも木製ロッカー。
浴室側外壁角に神棚が掛かる。

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浴室は奥壁に大きな庭園の図柄のモザイクタイル絵がある。
浴槽は真ん中と奥右側、下段が石、上段がタイルの段付きの深い浴槽。
奥側が浅い浴槽になっていた。

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開店直後から次々に客がやってきて、あまり広くない浴室は結構混み合っていた。

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2016年12月02日

奈良県五條市 栄湯

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本日は五條市の銭湯「栄湯」に入る。
栄湯はJR五條駅から古い街並み新町までの途中にある。
手前に建物がある関係で入口を入って左にまがる特徴的な構造になっている。

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番台式だが店主は男湯側で店番。
奈良入浴料金420円を払うと20円返してくれた。
脱衣場には立派な神棚。
ロッカーは漢数字の浮き文字の入る蓋がついた木製の物。

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浴室はコンクリート製円形天井で中央に湯気抜き。
浴槽は男女境壁側に手前が浅く中央が深い、奥壁側に座ジェットのついた仕掛け湯がならぶ。
注意書きに「赤いカランは熱湯です」と書かれていたが、本当にかなり熱い湯でちょっとビックリ。

開店と同時に入って写真を撮らせていただいた。
同時に入ったおじさんに何処から来たのか尋ねられて神奈川県と答えるとかなり驚かれてしまった。

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2016年09月11日

横浜のレトロな銭湯を併設する旅館に泊まってみた。

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本日は横浜市金沢区の銭湯「みなと湯」に入る、いや、泊まりに来た。

みなと湯は黒瓦屋根の伝統的関東型銭湯であるが、横に併設してやはりレトロなみなと旅館を営んでいる。

以前からこの泊まれる銭湯が気になっていたので一泊してみる事にした。
もちろん旅館宿泊者は銭湯を無料で利用する事ができる。

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さて、みなと湯。
国道16号から少しアプローチを入った立地に銭湯と旅館が並んで建っている。
裏手はすぐに京浜急行の線路。
前には鯉を模ったオブジェ(噴水?)のある池にホントの鯉が泳いでいる。

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入口のオリジナル屋号入り暖簾をくぐり富士鍵の下足箱に靴を入れ中に入ると番台を逆さにした位置にフロントがある。
ここでロッカー鍵を受け取り利用する方式。

脱衣場は高い折り上げ付き格天井。

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浴室は高い二段式の天井。
奥壁には鷹のモザイクタイル絵がある。
カランは両壁側と島カラン一基。
昔ながらの銭湯の構造をそのままに大きめのタイルと白く塗られた明るい浴室になっている。

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みなと湯、旅館からは脇の引き戸からも男湯脱衣場に直に入れる。
閉店は22時なのだが、22時直前までどんどん人が入ってくる。
事前に夕刻に番台さんに終了時に撮影をさせていただくのをお願いしておいたので、最後にサッと入浴して客が引くのを待たせていただいて撮影させてもらった。

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女湯側モザイクタイル絵。

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男湯は鷹のモザイクタイル絵、女湯はフレスコ画の天使のような子供画。
男女境はそれぞれ洋風風景画のモザイクタイル絵となっていた。

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脱衣場は島ロッカーが女湯の方が高く、目隠しの役目も担っているようである。

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撮影を終え表に出ると暖簾が中に仕舞われて表戸が細く開けられて最後の客を待っていた(まだ地元の人が一名)。

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さて、みなと旅館。
国道16号からのアプローチを入ると銭湯の右側に建っている。

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玄関から中に入るとなかなかレトロな雰囲気。
二軒並ぶ建物の右側二階の部屋に案内される。

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二階への階段は広く、途中踊り場には書棚が置かれ、その上に天女の絵の額が掛けられている。
廊下の左右に古い客室の扉が並ぶなかなかレトロな空間である。

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室内は畳の部屋であるが窓の造り(サッシ化されているが)や天井、壁などなかなか古えを強く感じる。

裏手は京浜急行の線路、前は国道16号であるが、少し入った立地なのでそんなに気になる騒音は感じない。
銭湯も併設しているし、華やかさは無いがなかなか面白い物件であった。

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晩飯はならびにある食堂かし和に入る。
表に中華洋食と書いてあり、変色した食品見本が飾られている。
時間が止まったような激シブ食堂である。

中に入ると洋食屋のコックの帽子の主人と毛糸の帽子のおばちゃんがおり、おばちゃんに瓶ビールとタンメンを注文。
正しく普通のタンメン、なかなか美味かった。



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2015年05月13日

銭湯ナイト Facebookグループページ公開!

銭湯ナイト顔本版


銭湯ナイト Facebookグループページ公開


2007年から毎年開催されている銭湯紹介トークショー「銭湯ナイト」のグループページです。
https://www.facebook.com/groups/1586571121598876/

私も参加させてもらっています。

マイナー編もあり、参加希望の方は管理者までご連絡を(原則誰でもウェルカム)。

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2015年01月01日

あけましておめでとうございます。2015年元旦

旭湯冨士2015


今年もよろしくお願いいたします。


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2014年08月31日

東京銭湯ナイト Vol.10 今年は第10回!

東京銭湯ナイトVol10-2

銭湯トークイベント、銭湯について語りまくる『東京銭湯ナイト』

今年も10月13日(祝)に新宿ロフトプラスワンにて開催されます。

今回は第10回。

テーマは「俺の偏愛的(マニアック)銭湯  俺が熱愛する銭湯を聴け!」
一部ではそれぞれがこだわる銭湯のココがいいんだよねぇ、というような話題を展開する予定。

二部では2年連続世界一・超能力マジシャンで中野・昭和浴場経営のタジマジックによるマジックショー。
そして全国銭湯サミットと称して東京、名古屋、京阪、九州の銭湯フリークが集まります。
そして銭湯背景画の丸山絵師、中島絵師のペンキ絵オークション。

などなど盛りだくさんで開催する予定です。

日時・2014.10.13.(月、祝) 19:00〜 
会場・新宿ロフトプラスワン 
入場 1,010円(飲食別)

出演・町田忍、下北沢つかさ、オプティオ和田、森田、ナカムラ 他

私も昨年に引き続き参加させていただきます。

因みに昭和浴場に訪問させていただいた時にマジックをみせていただきましたが、さすがは2年連続世界第一位のマジシャン!こりゃスゴイ!目の前で起こった事に何故!? ビックリというしかない!という感じでした。

また前売り等の詳細がわかりましたらお知らせ掲載させていただきます。

東京銭湯ナイトVOL10


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2014年04月26日

テルマエ・ロマエの銭湯『稲荷湯』に入ってきた。

稲荷湯01

先日、東京都北区滝野川の銭湯『稲荷湯』に入って来た。
稲荷湯は映画「テルマエ・ロマエ」で最初に阿部寛演じる風呂建造技師の主人公ルシウスが最初に現代日本にタイムワープして登場するシーンの撮影に使われた銭湯。
板橋駅から西巣鴨駅への道の半ばを一本路地を入った所にある昔ながらの古い銭湯。
入口には藍染に家紋と屋号を白抜きに染め抜いたオリジナル暖簾が掛かり、その上には屋号の書かれた扁額が掲げられている。

稲荷iPhone04

その上には黒瓦の載った千鳥破風、唐破風、千鳥破風と三段に重ねられた見事な屋根が掛かっている。

稲荷湯02

入口を入ると奥行きの深く広い下足スペースがあり、右手が男湯。
引き戸を開けて中に入り、番台の女将に入浴料金を支払う。
脱衣場はフロアに横置きで島ロッカー一基、外壁側に造り付けロッカー。
入口側のガラス戸の外には坪庭、鯉の泳ぐ池がある。
濡れ縁は木の手摺付きになっており、右端が少し広く造られていて灰皿が置かれていた。

浴室は奥壁に西伊豆からの富士山のペンキ絵。
右手の外壁側に少しカーブして回り込んでいる。
その下は深浅の浴槽になっている。
カランは両壁側と島カラン二基。
入口脇にはイスと共に木桶が積まれていた。

上がりには庭側に置かれた小テーブルとイスで池を眺めながら缶ビールをいただく。
のんびりとレトロ銭湯を楽しんできた。

稲荷iPhone05


稲荷iPhone02




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2014年04月23日

ペンキ絵の新しくなった燕湯で朝湯に入る。

燕湯01

東京・御徒町の『燕湯』は昔から朝早くからの営業をしている銭湯として知られている。
私の老父も元々東京下町育ちなので燕湯は知っているようで「御徒町の朝湯な」と言っていた。

今回、飲み会で遅くなった時にでも使おうと思い購入していたカプセルホテルの宿泊クーポンが期限が来てしまうので使う事にして、朝早くに宿を出たら燕湯に朝湯に行こうと思っていたら、なんと一昨日にペンキ絵が描き替えられたとの事。
なんだかラッキーな気分。

燕湯は御徒町駅からは少し入った路地裏にあり、ビルの谷間にすっぽりとハマったような立地の銭湯。
この奇跡のように残っているレトロ銭湯な建物は登録有形文化財に指定されている。

燕湯プレート

▲この銭湯が国民的財産の証し。

到着したのは開店から20分ほどたった頃。
外の通りはひっそりしていましたが、中は朝湯を楽しむ客が多くなかなかの活気。
早速支度して浴室に入ると塗りたてのペンキの匂いがする。
ふと、子供の頃に通っていた銭湯のペンキ絵が新しくなったのを見たワクワク感が甦った気がした。
入るとまず正面のペンキ絵に目がゆく。
新しい絵は中島絵師による摩周湖だ。
一際目立つ摩周湖の記載は何時もより少し大きな字で書かれている気がする。
燕湯の溶岩を積んだ岩風呂風の奥壁に新しいペンキ絵が映えていた。

朝早くに東京銭湯の熱い湯につかりると喝が入った気がし、一日の活力を得たような気分になって燕湯を後にした。

燕湯04


燕湯03


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2014年04月02日

これぞ昔ながらの銭湯 『快哉湯』東京都台東区入谷

快哉湯

日曜日、三筋湯から出ると雨が上がっていた。
なんとなく明るくなってきている。
ならば、と途中の吉野家で牛皿&ビールのチープな湯上りの一杯で休憩後に入谷の『快哉湯』まで歩いて行くことにした。
スマートフォンのナビだとだいたい25分、ゆっくり歩いても30分そこそこであろう。

途中の銭湯を見ながらのんびり歩いて快哉湯に到着。
昭和通りから1本裏手の路地に建つレトロ銭湯。
黒瓦の載った千鳥破風屋根の入口には屋号入りのオリジナル暖簾が風邪にはためいている。
外観を眺めるとその上の脱衣所棟には小型の千鳥破風がふたつ並んでいる少し特徴的な装飾になっている。
入口には今時珍しく自動販売機が無いのがいい。
人や車の通りの少ない路地から眺めると、昔ながらの銭湯がそこにある。

快哉湯下足箱

男湯は左手、下足箱に靴をしまい中へ。
番台の女将に料金を支払う。

高い天井は少し簡易的な格天井になっていて、そこから天井扇が下がっている。
ロッカーは島ロッカーと外壁側のロッカーがある。
入口側にはガラス戸、その外には欄干付きの濡縁。
その外は坪庭スペースで岩を積んだ築山に池がある。
池には水が入れられていないのがちょっと残念。
男女境壁は背の高い大きな鏡が二枚。
大黒柱には古い柱時計が現役で、振り子のガラス戸には金文字で屋号が入れられている。
番台近くの通路横には古い注意書き看板があり、「坂本警察署・坂本浴場組合」と昔の名称が書かれていた。

浴室との境はガラス戸、開けて入ると奥行きが若干短いからなのか、湯気抜きの二段天井がとても高く感じる。
奥壁には早川絵師の『西伊豆 20.10.2』駿河湾越しの富士山が健在だ。
その下は深浅の2浴槽となっている。

カランは両壁側とシャワー無しの島カラン1基、男女境壁から7.5.5.6の配列となっている。

外壁側には木枠の古い窓がある。
向かって左右は上下段の大きな木枠窓、真ん中は少し引っ込んだ造りになっていて少し小さめの、これも木枠の窓が付いている。
引っ込んだ部分には台の様な小スペースがあり、古いマジョリカタイルが貼られた凝った造りになっていた。

夕方の5時近く、相客は5人ほど。
落ち着いた昔ながらの銭湯を充分に味わう事が出来た。

快哉湯は古いままをそのままに手入れされており、余計なものはほとんど置いていないのがいい。
昔ながらの銭湯の姿をよく留めた素晴らしき銭湯であった。

快哉湯エントランス


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